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NBA

“MVP予想3番手”のアデトクンボがタイトルについて持論「ベストプレーヤーがチームで最も価値ある選手ではないこともある」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.03.17

 MVPはオールスターのようなファン投票や選手投票はなく、メディアと放送関係者による投票で決定する。例年、選手のパフォーマンスはもちろん、所属チームの戦績も重視されるが、過去にMVPを受賞した経験のある選手は、そのシーズンに残した個人成績が基準になるため、連続で選ばれるためには自然とハードルも高くなる。

 アデトクンボは初めてMVPに選ばれた2019年以降、4シーズン連続でオールNBAとオールディフェンシブの1stチームに名を連ねており、攻守両面に秀でたベストプレーヤーと評されてきた。

 自らを「最も負けず嫌いな男」と語る28歳は、ベストプレーヤーについても持論を述べている。

「トレーニングキャンプから何度も言ってきたことだけど、ベストプレーヤーというのは自分のチームを偉大にすることができる選手なんだ。俺は自分のチームを偉大なチームへし続けていきたい」
 
 そのアデトクンボ率いるバックスは、今季一番乗りで50勝に到達し、リーグ最速でプレーオフ進出を決めている。一昨季に頂点に立ったチームには、アデトクンボとロペスに加え、ドリュー・ホリデーにクリス・ミドルトン、ボビー・ポーティス、パット・カナトンといった長年一緒にプレーしてきた好選手が揃っている。

 さらに今季はジョー・イングルズ、ジェイ・クラウダー、ゴラン・ドラギッチ、マイヤーズ・レナードといったベテラン陣が新たに加入。優勝シーズンをも上回る豪華戦力が完成した。

 アデトクンボとバックスにとって、4月15日からスタートするプレーオフの目標はもちろん覇権奪回だ。

「(優勝は)人生で最高の気分だった。もちろん、またあの気分を味わいたい。チームメイトたちと成し遂げたいんだ。このチームを最後まで勝たせたい。そして夏の間、自分は世界のベストプレーヤーなんだという気持ちを味わいたいね」

文●秋山裕之(フリーライター)
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