それでもチームは連敗スタートを切ったこともあり、指揮官は「そのことについて心配することや考えることも、不満を口にする時間もない」と、次戦へ向けて何とか切り替えていた。
過去8年間で4度のリーグ制覇を果たしたウォリアーズにとって、グリーンはステフィン・カリー、クレイ・トンプソンとともに“ビッグ3”を形成する重要な選手。2人のシュート力を最大限に引き出すことができたのは、優れたバスケIQと献身性を持つグリーンがいたからこそ。
「確かに、彼は一線を越えてしまった。だが彼はこれまでにもそういった対象になってきた。ドレイモンドは完璧ではない。だが私は完璧な人間など出会ったことがない。彼は数多くの勝利を手にするうえで重要な部分を占めてきた」(マイヤーズ)。
ウォリアーズはカーHC就任後、プレーオフにおいてファイナルを除くすべてのシリーズで勝利を収めており、チームが最後に0勝2敗スタートとなったのは、2007年のカンファレンス・セミファイナル以来となる。
連覇どころか1回戦突破に黄信号が灯るなか、カーHCは出場停止処分となったグリーンをフォローしていた。
「我々がコントロールできることではない。ドレイモンドは信じられないほど情熱的で、闘争心が旺盛であり、荒々しいんだ。だが彼がチャンピオンシップを勝ち取るのを助けてくれた。
もう何度も言っていることだが、ドレイモンド・グリーンがいなければ、我々がチャンピオンシップを勝ち取ることはなかった。それが真実だ。彼は数年にわたって一線を越えてしまったが、それも彼という男の一部なんだ。我々はドレイモンドのことを支援していく」
2連敗で迎える第3戦。ウォリアーズは攻守で替えが効かないグリーンを欠くなかで、キングス相手にどのような戦いを見せるのか。
文●秋山裕之(フリーライター)
過去8年間で4度のリーグ制覇を果たしたウォリアーズにとって、グリーンはステフィン・カリー、クレイ・トンプソンとともに“ビッグ3”を形成する重要な選手。2人のシュート力を最大限に引き出すことができたのは、優れたバスケIQと献身性を持つグリーンがいたからこそ。
「確かに、彼は一線を越えてしまった。だが彼はこれまでにもそういった対象になってきた。ドレイモンドは完璧ではない。だが私は完璧な人間など出会ったことがない。彼は数多くの勝利を手にするうえで重要な部分を占めてきた」(マイヤーズ)。
ウォリアーズはカーHC就任後、プレーオフにおいてファイナルを除くすべてのシリーズで勝利を収めており、チームが最後に0勝2敗スタートとなったのは、2007年のカンファレンス・セミファイナル以来となる。
連覇どころか1回戦突破に黄信号が灯るなか、カーHCは出場停止処分となったグリーンをフォローしていた。
「我々がコントロールできることではない。ドレイモンドは信じられないほど情熱的で、闘争心が旺盛であり、荒々しいんだ。だが彼がチャンピオンシップを勝ち取るのを助けてくれた。
もう何度も言っていることだが、ドレイモンド・グリーンがいなければ、我々がチャンピオンシップを勝ち取ることはなかった。それが真実だ。彼は数年にわたって一線を越えてしまったが、それも彼という男の一部なんだ。我々はドレイモンドのことを支援していく」
2連敗で迎える第3戦。ウォリアーズは攻守で替えが効かないグリーンを欠くなかで、キングス相手にどのような戦いを見せるのか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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