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バスケW杯

渡邊雄太との“同僚対決”が実現?ベン・シモンズのバスケワールドカップ参戦の可能性をオーストラリア代表HCが示唆<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2023.05.07

 我々のドアは常に彼に開かれているし、彼は常に私に率直に接してくれている。彼は(今回は)出場する気でいると感じているよ」

 シモンズは以前から問題を抱えている背中の不調のため、オールスター以降を全休するなど今季も厳しい時を過ごした。そんな彼を身近で支えているのは、ネッツの同僚でオーストラリア代表の大ベテラン、パティ・ミルズだ。

「今、彼はプレーできる体調を取り戻しつつある」とグールジアンHCは話しているから、8月25日~9月10日まで行なわれるこの大会で実戦復帰することは、シモンズにとって来季に向けた格好のコンディション調整にもなるだろう。

 オーストラリア代表で、シモンズはフォワードとガードを兼任するスウィングマン的な役割を担う。彼が加われば、ミルズ、そしてデビュー2年目で今季は平均16.6点と奮戦したオクラホマシティ・サンダーのジョシュ・ギディーらが司るバックコートはより強力になる。
 
“ブーマーズ”ことオーストラリア代表には、ほかにもルーキーのダイソン・ダニエルズ(ニューオリンズ・ペリカンズ)、3年目のジョシュ・グリーン(ダラス・マーベリックス)、ジョック・ランデール(フェニックス・サンズ)ら、NBAで研鑽している若手が揃っている。

 さらにマシュー・デラベドーバ(サクラメント・キングス)、ケガから復帰したジョー・イングルズ(ミルウォーキー・バックス)ら、ミルズとともに長年ブーマーズを支えてきたベテラン勢も健在だ。

 過去12回出場しているワールドカップで、オーストラリアは意外にもまだ一度も表彰台に上がったことがない。前回大会では、最終的に優勝したスペインに、準決勝で2度のオーバータイムにもつれこむ激闘の末に敗れ、3位決定戦でもフランスに敗れて4位に終わった。

 ほぼ同じ主力メンバーで東京オリンピックでは悲願の銅メダルと、上昇気流にある彼らに、さらにギディーとシモンズが加われば、オーストラリアは紛れもなく優勝候補の一角だ。

 同組の日本にとっては厳しいが、もしシモンズが参戦すれば、渡邊雄太とのチームメイト対決は面白くなりそうだ。

文●小川由紀子

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