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NBA

まるでサンタク“ルイ”ース?八村塁がチームのコミュニティ活動で地元の子どもたちと交流

秋山裕之

2019.12.13

八村人気は日本だけにとどまらず、現地のファンや子どもたちのハートも掴んでいる。(C)REUTERS/AFLO

八村人気は日本だけにとどまらず、現地のファンや子どもたちのハートも掴んでいる。(C)REUTERS/AFLO

「ウィザーズもこういうところにすごい力を入れていて、意識しています。コミュニティー活動をしっかりやるチームなので、こうやって家族へプレゼントを渡して、コーチも含めて選手が来たりすることは、すごいことだなと思います」

 21歳のルーキーとはいえ、八村はNBAという世界最高のプロバスケットボールリーグに所属する選手の1人。すでに地元でも大きな存在感を放っており、人気と知名度でもチーム上位に入る。子どもたちにとっては憧れの的だ。

「僕も小さい時にこういう状況になれば『あの人たちみたいになりたいな』って思うんで、子どもたちもそういうふうに見てくれたんじゃないかなと思います」
 
 憧れのNBA選手と間近で接することで、子どもたちは間違いなく大きな刺激を受けたことだろう。この日のコミュニティー活動に参加した子どもたちのうち、何人かが本格的にバスケットボールへ打ち込むことになったとしても、驚くことではない。そうやって、アメリカのバスケ文化は脈々と受け継がれているのだ。

 地元の子どもたちに対し、満面の笑顔でプレゼントを渡すなど交流を楽しんだ八村。コート外でも、NBA選手としてプロフェッショナルな振る舞いを見せていた。

文●秋山裕之(フリーライター)
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