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バスケW杯

【バスケW杯】フィンランドに快勝したオーストラリア。過去最高に「万能性のあるロスター」を完成させ、ドイツと“事実上の頂上決戦”へ<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.08.27

「我々は(東京で)こんなにも長さと運動能力が備わった布陣を持ったことはなかった。その点がオーストラリアにとって違いを生み出したんだ。今、このチームにはジョシュ・グリーン(マーベリックス)、ゼイビア・クックス(ワシントン・ウィザーズ)、ジャック・ホワイト(サンダー)が加わった。そこには層の厚みがあり、スイッチが可能で、ポイントガードには6フィート8インチ(203cm)の男(ギディー)がいる。

 5番(センター)と4番(パワーフォワード)は小さいが、万能性がある。私はこれまで、こんなに万能性のあるロスターを指揮したことはなかった。しかも、(このチームには)その万能性に厚みもあるんだ」

 オーストラリアはマルッカネンに対して先発のニック・ケイ(島根スサノオマジック)をぶつけつつ、ホワイトやマティス・サイブル(ポートランド・トレイルブレイザーズ)を刺客として送り込み、ダブルチームで囲んでバッドパスも誘発するなど多様性のあるディフェンスが光った。
 
 ウォームアップゲーム最初の4戦で苦戦していたミルズの復調については「彼ならやってくれるとわかっていた」とイングルズが語れば、ホワイトも「別に驚くことじゃない。彼なら復調してくれるとわかっていた。彼は申し分ないリーダーなのさ」とオーストラリアの“ハート&ソウル”の活躍を喜んでおり、エクサムの攻守両面におけるアグレッシブなプレーも好影響を与えたと言えるだろう。

 “死のグループ”という激戦区のグループEは、おそらく27日に行なわれるオーストラリア代表とドイツ代表による一戦が頂上決戦になるだろう。パワーランキング第3弾で6位のオーストラリアに対し、ドイツはアメリカ代表に次ぐ2位に入っており、優勝候補同士の好ゲームとなる。

 211cmのヨハネス・フォークトマンにモリッツ・ヴァグナー、208cmのフランツ・ヴァグナー(いずれもオーランド・マジック)という大柄かつ機動力のあるドイツのビッグマンたちを相手に、オーストラリアのディフェンスがどんな仕掛けを見せるか。上位進出候補たちによる対決は必見だ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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