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【日本 80-71 カーボベルデ|採点&寸評】“和製カリー”富永啓生が復活!渡邊雄太&ホーキンソンは決死のフル出場で大一番に勝利<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.09.03

SUB 吉井裕鷹 3.0
出場時間/24分46秒
2得点・3リバウンド・3アシスト
0スティール・0ブロック・+16
この日もベンチから最初にコートに送り出され、得点にリバウンド、アシストから、スクリーンなど数字に残らないプレーまで自身の仕事を全う。前半に3ファウルを喫し、第3Q終盤に4つ目を吹かれるも、勝負の第4Qで再度起用されると最後のホーキンソンの3ポイントをアシストして期待に応えた。

SUB 富永啓生 5.0
出場時間/18分12秒
22得点・1リバウンド・2アシスト
1スティール・0ブロック・+20
最終戦で“日本No.1シューター”の実力を証明。3ポイントは前の2試合で15本中1本の成功にとどまっていたが、この日は第1Qの登場直後に1本目を決めて波に乗ると、第2Q中盤には70秒間で3本をヒットさせ前半をリードで終える立役者に。第3Qにかけて驚異の6本連続成功、加えてドライブインや速攻のピンポイントパスなど、まさにステフィン・カリーのような活躍ぶりだった。
 
SUB 富樫勇樹 3.0
出場時間/11分42秒
3得点・1リバウンド・3アシスト
0スティール・0ブロック・-6
ピック&ロールを中心に攻撃を組み立て、ホーキンソンと富永の計3本の3ポイントをアシスト。自身も第3Q登場直後にリードを広げる3点を加え、会場の熱狂を生んだ。14得点をあげたオーストラリア戦以外は本来の爆発力は鳴りを潜めたものの、自身の活躍は二の次にキャプテンとして好ムード作りに努めた。

COACH トム・ホーバス 4.0
5試合を通じて徹底した激しい守備からのハイペースオフェンスにより、今大会初めて前半をリードで終えることに成功。ターンオーバーからの得点で16-10、ファーストブレイクポイントで19-2と、第3Qまでは目指したバスケットが遂行できていた。第4Qは突如としてトーンダウンしたが、原修太や4ファウルの吉井の起用など、ディフェンスで手を抜かず最少失点で切り抜けたことが接戦を勝ち切る要因となった。

取材・文●萩原誠(ダンクシュート編集部)
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