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NBA

【NBAカップ戦】ニックスがヒートに21点差から大逆転勝利!グループステージ突破へ前進したブランソンは「すごくクールだ」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.11.26

 28日のグループステージ最終日で、現在得失点差+18のニックスは1勝2敗のシャーロット・ホーネッツ、得失点差+11のヒートはバックスとそれぞれ対戦する。ここでニックスが大差でホーネッツを下せば、グループステージ突破の可能性は高まる。

 もしヒートも勝利して3チームが3勝1敗で並んだとしても、24日にニックスがヒートを下したことが大きな意味を持つかもしれない。というのも、グループステージ終了時点で成績が並んだ場合のタイブレーク方式は、同じグループ内であれば直接対決の戦績で決定。続いて得失点差、総得点、昨季レギュラーシーズンの成績上位の順で決まるからだ。

 昨季プレーオフでヒートと熱戦を繰り広げたブランソンにとって、敵将エリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)はワールドカップでアメリカ代表のアシスタントコーチを務めた人物でもある。

「(彼のことを)好きになりたくなかった。けど今では大好きになった。素晴らしいコーチであり、最高の男なんだ」と話していただけに、この日は会心の勝利となったことだろう。
 
 第4クォーターに11-29とニックスに圧倒されたヒートは、フィールドゴール成功率14.3%(3/21)、最後の7本をすべてミスと失速。逆転をかけてバトラーが放った最後の3ポイントも、バレットの好守の前にリングに嫌われた。

 闘将バトラーは「間違いなく入ると思った。俺はいつだって勝利を目指している。この結果は仕方ないが、次は決めると約束する」と、次戦のリベンジを誓った。

 1990年代後半から続く因縁のライバル関係にある両チームは、来年1月27日、4月2日に対戦が残っている。残りのシーズンも激しい肉弾戦を繰り広げるに違いない。

文●秋山裕之(フリーライター)

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