スポールストラHC(ヘッドコーチ)はそんなハケスJr.の強みについて「どのようにスペースを奪うか、自分が行きたい場所に行くための基礎とフットワークを知っている」と指摘。実際に、フリーでボールを受ける状況を作り出す動きが上手い彼に対し、仲間たちから躊躇なくボールが入るのは、信頼の表われでもある。
ハケスJr.自身も「チームの仲間たちは、僕が自分らしいプレーができるよう、自信を与えてくれる。チームメイトやコーチから信頼されていると感じてコートに上がれるのは素晴らしいことだ」と充実感を口にしている。
ハケス家は、祖父母も両親もカレッジプレーヤー、そして妹は現在UCLAでプレーしているというバスケ一家。そんな環境のなか、ハイメは日々、両親や兄妹たちと1オン1で勝負しながら育ってきたという。カリフォルニアの生まれだが、メキシコ出身の父系の国籍を受け継ぎ、メキシコ代表としてすでに2019年のパン・アメリカン大会に出場した経験もある。
ちなみに今夏のワールドカップを32か国中25位で終えたメキシコは、来年7月にプエルトリコで行なわれる五輪最終予選に参戦する(コートジボワール、リトアニア、イタリア、プエルトリコ、バーレーン)。ハケスJr.がこの予選に参加するかはまだ明言していないが、メキシコを代表してプレーすることは「誇り」であると、先日の試合後の会見でもコメントしていた。
昨シーズンは、プレーインを経てのプレーオフ出場からファイナルまで勝ち上がった底力のあるヒートだが、35歳のケビン・ラブや37歳のカイル・ラウリーなど、主力の高齢化が進んでいるのも事実。ハケスJr.の躍進は、その点でもチームに新たなサイクルをもたらすことが期待できる。
すでに貫禄すら感じるルーキー、ハイメ・ハケスJr.。今シーズンのヒートにとっての重要なピースだ。
文●小川由紀子
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
ハケスJr.自身も「チームの仲間たちは、僕が自分らしいプレーができるよう、自信を与えてくれる。チームメイトやコーチから信頼されていると感じてコートに上がれるのは素晴らしいことだ」と充実感を口にしている。
ハケス家は、祖父母も両親もカレッジプレーヤー、そして妹は現在UCLAでプレーしているというバスケ一家。そんな環境のなか、ハイメは日々、両親や兄妹たちと1オン1で勝負しながら育ってきたという。カリフォルニアの生まれだが、メキシコ出身の父系の国籍を受け継ぎ、メキシコ代表としてすでに2019年のパン・アメリカン大会に出場した経験もある。
ちなみに今夏のワールドカップを32か国中25位で終えたメキシコは、来年7月にプエルトリコで行なわれる五輪最終予選に参戦する(コートジボワール、リトアニア、イタリア、プエルトリコ、バーレーン)。ハケスJr.がこの予選に参加するかはまだ明言していないが、メキシコを代表してプレーすることは「誇り」であると、先日の試合後の会見でもコメントしていた。
昨シーズンは、プレーインを経てのプレーオフ出場からファイナルまで勝ち上がった底力のあるヒートだが、35歳のケビン・ラブや37歳のカイル・ラウリーなど、主力の高齢化が進んでいるのも事実。ハケスJr.の躍進は、その点でもチームに新たなサイクルをもたらすことが期待できる。
すでに貫禄すら感じるルーキー、ハイメ・ハケスJr.。今シーズンのヒートにとっての重要なピースだ。
文●小川由紀子
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
関連記事
- リラードに“NBAの洗礼”を浴びたヒートの新人ハケスJr.が当時の心境を語る「今この瞬間を大切にした」<DUNKSHOOT>
- 「言い訳などしない」アデバヨ、ヒーローが戦線離脱も、ヒート指揮官は動じず「誰が出場できないかは関係ない」<DUNKSHOOT>
- ウェンバンヤマ、ホルムグレンら躍動する大型ルーキーたちをグリーンが絶賛「とても新人には見えない」<DUNKSHOOT>
- 「素晴らしいエナジーを感じることができている」昨季途中にヒートへ加入したラブが現在の心境を語る「最高の移籍先になった」<DUNKSHOOT>
- 2010年、レブロンの“本命”はヒートではなかった?アリナスが指摘「彼らはシカゴかニューヨークに行きたがっていた」<DUNKSHOOT>