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NBA

「過剰反応したくなかった」ウォリアーズが移籍期限に"静観"した理由をGMが語る「我々には優勝を経験した選手たちがいる」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.02.09

 現地の報道によるとウォリアーズはシカゴ・ブルズのアレックス・カルーソの獲得を狙っていたが、ブルズが交換要員にジョナサン・クミンガを求めたことで交渉は破談となったという。

 21歳のクミンガは、1月中旬から8戦連続で20得点以上をマークするなど今季は平均15.5点、4.6リバウンド、1.8アシストにフィールドゴール成功率53.6%を記録。キャリア3年目にして自己最高のシーズンを送っていることもあり、ウォリアーズが放出を拒んだのも頷ける。
 
「我々はここまでチャンピオンシップを狙える戦績を残していない。だからチャレンジであり、(シーズン後半戦は)プレーインスポットへ入るべく追い込んでいかなければならない。最も重要なのは、我々にはチャンピオンシップを勝ち獲った経験があるということ。そしてこのチームにはそれを経験した選手たちがいる」とダンリービーJr.GM。

 現在ウォリアーズのロスターには4度のリーグ制覇を誇るカリー、トンプソン、グリーンの3人に加え、ケボン・ルーニー、ウィギンズ、ペイトン二世、クミンガ、モーゼス・ムーディーと2022年の優勝メンバーも残っている。

 世界最高峰のリーグでプレーオフを戦い抜き、チャンピオンになった経験は何事にも代えがたい。ウォリアーズのフロントと指揮官は選手たちを信じ、今季に懸けたと言っていいだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)

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