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NBA

ウェンバンヤマが大忙しのオールスター・ウィークエンドへの想いを語る「特別な経験になるのは間違いない」<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2024.02.17

 そしてスキルズチャレンジでは、ウェンバンヤマは“ドラ1チーム”の1人として、アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ/2020年)、2年連続出場となるパオロ・バンケロ(マジック/2022年)とともに参戦する。

 対戦するのは、開催地がホームタウンのペイサーズからタイリース・ハリバートン、ベネディクト・マサリン、マイルス・ターナー組。チーム・オールスターズからはスコッティ・バーンズ(トロント・ラプターズ)、タイリース・マキシー(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)、トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)の組だ。

 パス、ドリブル、シュートのスキルを競うこのイベント。以前は個人対抗だったが、最近はチーム戦になった。
 
 かつてはスティーブ・ナッシュ(2005、10年/当時フェニックス・サンズ)やデロン・ウィリアムズ(2008年/当時ユタ・ジャズ)、ステフィン・カリー(2011年/ゴールデンステイト・ウォリアーズ)らガード勢の独壇場だったが、近年は2016年のカール・アンソニー・タウンズ(ウルブズ)やバム・アデバヨ(2020年/マイアミ・ヒート)、ドマンタス・サボニス(2021年/当時ペイサーズ、現サクラメント・キングス)など、ビッグマンの活躍が目立つ。

 ボールハンドリングやシューティングの得意なビッグマンが活躍する、現在のNBAを象徴しているようだ。

 そしてウェンビーも、”ガード並のボールスキルを持つ”と称賛されるビッグマンの1人。

「特別な経験になることは間違いない」と意気込む彼は、初めて参加するこの祭典で、どんなパフォーマンスを披露するだろうか。

文●小川由紀子

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