専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

八村塁、3ポイント7本成功と爆発した要因は“リバウンド”にあり!「ボールに触る機会が増えればリズムに乗るのは簡単」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.03.28

 今季の八村はシーズン平均スタッツこそチーム5位の13.1点に4.1リバウンド(同6位)、1.1アシスト(同9位)ながら、フィールドゴール成功率は53.3%で3位、3ポイント成功率は42.3%(平均1.4本成功)で2位と高確率なシュート力が光る。

 レイカーズに3ポイント成功率54.5%(18/33)を許したグリズリーズのテイラー・ジェンキンスHC(ヘッドコーチ)はこう振り返る。

「最も重要なのはペイントだった。彼(八村)はあのチームが見せた素晴らしいボールムーブメントの受け取り役だった。我々はアジャストしたが遅かった」
 
 ジェンキンスHCの狙い通り、グリズリーズはペイントエリアの得点こそ56-42とレイカーズを上回り、10本のスティールを奪うなど奮戦するも、ファーストブレイクの得点は15-25と劣勢で、後半はレイカーズの3ポイント攻勢に屈した。

 その火付け役となった八村に対しては、“師匠”レブロンが「ルイのシュート力とフロアを広げてくれる能力は俺たちにとってかなり大きい。それに今夜の彼はずっと集中し続けていた」と“弟子”の働きを称賛。

 レイカーズは八村のほか、レブロンが23得点、14リバウンド、12アシストのトリプルダブル、ディアンジェロ・ラッセルが23得点、トーリアン・プリンスが15得点、ジャクソン・ヘイズとスペンサー・ディンウィディーがともに14得点、7リバウンド、オースティン・リーブスが13得点、11アシストとバランスの良い攻撃を展開した。

 この勝利で41勝32敗(勝率56.2%)としたレイカーズは今季最長の5連勝。ウエスタン・カンファレンスで9位につけており、まずは8位サクラメント・キングス(42勝30敗/勝率58.3%)との1.5ゲーム差を縮めていきたいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

「日本の至宝に抱きつくGOAT」八村塁とレブロン、“師弟コンビ”の祝福シーンに日米ファン歓喜「ルイの表情が最高」<DUNKSHOOT>

【NBA】八村塁がキャリアハイ7本の3ポイント成功!チーム最多32得点&10リバウンドの大活躍で5連勝の立役者に<DUNKSHOOT>

【NBA】レブロン不在のレイカーズが強豪バックスに逆転勝ち!八村塁は16得点、14リバウンドで今季初のダブルダブル!<DUNKSHOOT>
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号