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NBA

ニックスを牽引するブランソンはNBAベストPG?ファンの質問をグリーンが一刀両断「どういうことだよ? アホらしいわ」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.05.10

 そうしたなか、9日にドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)のポッドキャスト番組『The Draymond Green Show』の最新エピソードが公開。そこで「今年のプレーオフで見せているパフォーマンスによって、ジェイレン・ブランソンはNBAベストのポイントガードになりましたか?」というファンからの質問が読み上げられた。

 ブランソンは6年目の今季にオールスター初選出を果たし、初のオールNBAチームに名を連ねることも予想されている。加えてプレーオフの舞台で残している強烈なインパクトにより、このような質問が上がるのも納得だ。

 だがグリーンはチームメイトのステフィン・カリーを挙げ、ファンの意見を一刀両断した。
 
「マジでないわ。NBAにはステフ・カリーがいるんだぞ。クレイジーだろ? どういうことだよ? アホらしいわ。ステフ・カリーはまだNBAにいて、今でも凄まじい。そんな話、やめてくれよ」

 今季のウォリアーズはプレーイン・トーナメントで敗れ、3年ぶりにプレーオフを逃したが、36歳のカリーが依然としてリーグトップレベルの実力者であることは疑いようのない事実。さらにグリーンは「ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)もポイントガードだぞ」と指摘すると、先の質問を読み上げたホスト役も「シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)もだ」と続け、ファンの意見には賛同できないといった表情をにじませた。

 ブランソンが驚異的な活躍でニックスを引っ張っていることは間違いない。ただ、リーグにはカリー、ドンチッチ、ギルジャス・アレキサンダーといったオールNBA1stチーム選出経験のあるポイントガードたちがひしめいている。それを考えれば、現段階でブランソンがベストという結論を出すのは時期尚早といったところか。

文●秋山裕之(フリーライター)

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