７試合連続で欠場となった八村塁は、会場にこそ姿を現さなかったものの、自身のTwitterで「突っ走れ！！！」とチームメートたちを鼓舞するなど、今年のラストゲームを陰ながらサポートした。

　試合を終えたウィザーズの選手たちは、ロッカールームで文字通りお祭り騒ぎ。ビールやベルターンス、ブライアントも駆けつけ、「機会を与えてくれて本当に感謝している」と語ったマシューズにその場にあったペットボトルの水をかけるなど、終始大盛り上がりを見せていた。
  　ブルックスＨＣも「ビールが次の試合でプレーしたとしても驚かない。でも（復帰を）急かしたりはしないよ。我々には今、ギャリソンがいるからね」とジョークを飛ばしていたと『The Athletic』のフレッド・カッツ記者がツイートするほど、チーム全員でヒート撃破を祝福していた。

　19年を10勝22敗で終えたウィザーズは、中１日でオーランド・マジック戦に臨む。ウィザーズはホーム６連戦中で、選手やコーチングスタッフらは年末年始を地元ワシントンＤＣで過ごせる好スケジュール。会心の勝利後だけに、いい状態で新年を迎えることができるに違いない。

文●秋山裕之（フリーライター）