「最初の優勝で気に入っているのは、俺がファウルアウトしたインディアナとの試合だ。あの時、シリーズに敗れたら、俺の責任になることはわかっていた。俺はコビーを見て、俺みたいにやっちまえと言った。そしたらあの野郎がとんでもない活躍を見せたんだ。それを見て、俺たちは最初のチャンピオンシップを勝ち獲ることになると確信したのさ」
ペイサーズがホームで2連勝を狙ったシリーズ第4戦は、同点6回、リードチェンジ17回の大激戦となった。シャックは両チーム最多の36得点、21リバウンドと猛威を振るったものの、3点をリードしていた延長残り2分33秒に6ファウルで退場。
負ければ2勝2敗のイーブンにされる窮地に陥ったレイカーズだが、ここでケガ明けのコビーにスイッチが入る。1点差に迫られた残り2分から立て続けにジャンパーを沈めると、残り5.9秒には味方のミスショットをティップインで捻じ込み、これが決勝点に。最終的に延長の8点を含む28得点を稼いで大黒柱の穴を埋め、レイカーズが120-118で激闘を制した。
コビーは最終第6戦でも26得点、10リバウンド、2ブロックの活躍で自身初タイトルを獲得。ケガを押して勝利に導いた第4戦は、彼が新たな領域に入り、スーパースターへと駆け上がるターニングポイントの一戦となった。
文●秋山裕之(フリーライター)
コビー珠玉の名場面“2000年ファイナル第4戦”の裏話をルーが明かす「シャック退場でパニックの中『リラックスして俺に任せろ』と」<DUNKSHOOT>
【PHOTO】「Mr.レイカーズ」&「Mr.NBA」史上最高のスーパースター、コビー・ブライアント特集!
ペイサーズがホームで2連勝を狙ったシリーズ第4戦は、同点6回、リードチェンジ17回の大激戦となった。シャックは両チーム最多の36得点、21リバウンドと猛威を振るったものの、3点をリードしていた延長残り2分33秒に6ファウルで退場。
負ければ2勝2敗のイーブンにされる窮地に陥ったレイカーズだが、ここでケガ明けのコビーにスイッチが入る。1点差に迫られた残り2分から立て続けにジャンパーを沈めると、残り5.9秒には味方のミスショットをティップインで捻じ込み、これが決勝点に。最終的に延長の8点を含む28得点を稼いで大黒柱の穴を埋め、レイカーズが120-118で激闘を制した。
コビーは最終第6戦でも26得点、10リバウンド、2ブロックの活躍で自身初タイトルを獲得。ケガを押して勝利に導いた第4戦は、彼が新たな領域に入り、スーパースターへと駆け上がるターニングポイントの一戦となった。
文●秋山裕之(フリーライター)
コビー珠玉の名場面“2000年ファイナル第4戦”の裏話をルーが明かす「シャック退場でパニックの中『リラックスして俺に任せろ』と」<DUNKSHOOT>
【PHOTO】「Mr.レイカーズ」&「Mr.NBA」史上最高のスーパースター、コビー・ブライアント特集!
関連記事
- コビー珠玉の名場面“2000年ファイナル第4戦”の裏話をルーが明かす「シャック退場でパニックの中『リラックスして俺に任せろ』と」<DUNKSHOOT>
- コビー・ブライアントがトップ・オブ・トップであり続けた理由。好敵手が語る「そこに彼のインテンシティの秘密があった」<DUNKSHOOT>
- 【NBA】得点王のファイナル進出は直近50年で6人目!ドンチッチは2000年シャック以来の偉業達成なるか<DUNKSHOOT>
- 「俺は彼に嫉妬していた」シャックがレブロンと共闘した1年間を回想「2年早く出会っていたら、間違いなく優勝していただろう」<DUNKSHOOT>
- シャックが自身とコビーのデュオ最強説を提唱!「俺たちはどんなデュオも打ち破れる」<DUNKSHOOT>