一方、ホリデーを放出した今季のバックスは、大黒柱のヤニス・アデトクンボがケガでプレーオフを全休。頼みのリラードもシリーズ中のケガで欠場を余儀なくされ、結果としてインディアナ・ペイサーズに2勝4敗で敗れてファーストラウンドで姿を消しているのだから、皮肉な結果になったと言わざるを得ない。
第3戦後に『NBA TV』の番組に出演したテイタムは「どうやって彼を獲得できたのかわからないけど、このチームにドリューがいてくれてハッピーだし、すごく幸運さ」と切り出し、ホリデーのことを絶賛した。
「なんといっても彼は勝利へつながるプレーを決めてくれる。もちろん、この舞台(ファイナル)を経験し、チャンピオンシップを勝ち獲ったこともある。何よりも、彼はディフェンス面でみんなのレベルを引き上げたんだ。僕らはディフェンスにプライドを持っている。それを作り出したのがドリュー・ホリデーなんだ。僕らは彼のレベルへ到達しようと努めているんだ」
今季のセルティックスからはホリデーとホワイトの2人がオールディフェンシブ2ndチームに選出。チームのディフェンシブ・レーティングはレギュラーシーズンでリーグ2位の110.6、プレーオフでも出場16チーム中3位の107.6という好数値を叩き出している。
テイタムが語ったように、ホリデーがディフェンス面で重要な存在となっていることは間違いない。14日(日本時間15日)の第4戦で、セルティックスがスウィープで決着をつけることができるか注目していきたい。
文●秋山裕之(フリーライター)
第3戦後に『NBA TV』の番組に出演したテイタムは「どうやって彼を獲得できたのかわからないけど、このチームにドリューがいてくれてハッピーだし、すごく幸運さ」と切り出し、ホリデーのことを絶賛した。
「なんといっても彼は勝利へつながるプレーを決めてくれる。もちろん、この舞台(ファイナル)を経験し、チャンピオンシップを勝ち獲ったこともある。何よりも、彼はディフェンス面でみんなのレベルを引き上げたんだ。僕らはディフェンスにプライドを持っている。それを作り出したのがドリュー・ホリデーなんだ。僕らは彼のレベルへ到達しようと努めているんだ」
今季のセルティックスからはホリデーとホワイトの2人がオールディフェンシブ2ndチームに選出。チームのディフェンシブ・レーティングはレギュラーシーズンでリーグ2位の110.6、プレーオフでも出場16チーム中3位の107.6という好数値を叩き出している。
テイタムが語ったように、ホリデーがディフェンス面で重要な存在となっていることは間違いない。14日(日本時間15日)の第4戦で、セルティックスがスウィープで決着をつけることができるか注目していきたい。
文●秋山裕之(フリーライター)
関連記事
- 「私は95歳。墓に片足を突っ込んでいる」。古巣セルティックスの優勝を心待ちにするクージー「最後にバナーを掲げるのを見たい」<DUNKSHOOT>
- 自身初優勝まであと1勝!テイタムが語る王者の心構え「チャンピオンになりたいなら、いかなる状況でもしぶとく戦わなければいけない」<DUNKSHOOT>
- 「彼はこのチームにチャンピオンシップの血統をもたらした」MVP級の活躍を見せるホリデーをブラウンが称賛!<DUNKSHOOT>
- 「負けず嫌いで究極のチームメイト」テイタムが第3戦の殊勲者ホリデーを絶賛。本人は「一貫性を保っているだけ」<DUNKSHOOT>
- セルティックスのホリデーが“クール”に回想。第3戦終盤のクラッチディフェンスについて「相手の動きに反応しただけ」<DUNKSHOOT>