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パリ五輪

【日本 90-94 フランス|採点&寸評】河村勇輝、八村塁を中心に会心のゲーム披露も…“残り10秒の悲劇”で金星逃す<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.07.31

SUB 吉井裕鷹 4.0
出場時間/28分52秒
2得点・1リバウンド・0アシスト
0スティール・0ブロック・+7
ドイツとの初戦で輝いた男はこの日も自身の仕事を遂行。第1Qはベンチから唯一起用されると、後半はスタートから出場し開始40秒で貴重なジャンパーを沈めた。アウトナンバーの攻撃時に判断を迷ったことや5ファウルで退場という事実はあるが、守備ではサイズのあるビッグマンにもスイッチして身体を張り続けたことは高く評価したい。

SUB 渡邉飛勇 5.0
出場時間/18分36秒
4得点・6リバウンド・1アシスト
0スティール・2ブロック・-2
控えビッグマンとして最高の働き。特に八村が退場となった第4Q、代わりにコートに立つとオフェンシブ・リバウンドからのティップインに加え、残り1分半には自身より10cm高いゴベアのダンクを寸前でクリーンブロック。延長戦でもブロックと2本のリバウンドを獲得し、自慢の跳躍力を見せつけた。
 
SUB 富樫勇樹 3.5
出場時間/11分44秒
3得点・1リバウンド・1アシスト
0スティール・0ブロック・-3
河村が好調だったこともあり第1Qと第4Q、延長戦は出番なし。第2Qにはボールロスト時に負傷を心配させたが、ホーキンソンの3ポイントをアシストし、直後に自身も同点に持ち込む長距離砲を突き刺した。ただFGは6本放って成功はこの1本のみ。

COACH トム・ホーバス 4.0
磨き上げたトランジションバスケで大金星まであと一歩に迫った。しかし悔やまれるのは第4Q残り16秒のタイムアウト後のプレー。タイトに守る必要のない4点リードの場面で、果たして適切な指示が出せていたか。同点に追いつかれたその後の攻撃でも、相手のファウルが溜まっていたなか河村の3ポイントが最善策だったかは疑問が残る。

構成●ダンクシュート編集部

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