「カレッジの3ポイントレンジは簡単だった。NBAのレンジは私には少し難しかった。(4ポイントシュートを)練習すれば、おそらくできたと思う。でも、自分のプレーには取り入れないだろう。それは私ではないからね。自分がどういう人間かを理解し、チームを助けられるようにならないといけない。それが優勝するための最大の鍵だ」
オリーは、「(FIBAの)国際ゲームはNBAよりも進んでいる」と認めたうえで、基礎の重要性について主張している。
「私が言いたいのは、基礎の部分だ。国際ゲームで戦う時は基礎を学ばないといけない。そのことが、いいプレーをするための土台だからね。アメリカ人は、才能があると言われるが、本当に正しい方法でゲームを教わっていない。NBAのトップ10の選手を挙げてみてほしい。そのうち6、7人は外国籍選手だ。それが今のベースなんだ」
オリーは、「子どもたちを早くNBAに引き上げようとするのは止めて、ゲームを教え、ゲームを理解することで、彼らは健全に基礎を習得することができる。子どもたちには、今を楽しめと言っている。できるだけハードにプレーし、次のレベルに進むことでストレスを溜めないことだ」と、アメリカの育成に関しても持論を展開していた。
構成●ダンクシュート編集部
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