直近10戦で3勝7敗と苦しむウォリアーズは、12月7日時点でウエスタン・カンファレンス5位の13勝9敗(勝率59.1%)。
首位のオクラホマシティ・サンダー(18勝5敗/勝率78.3%)とは4.5ゲーム差ながら、12位にいるサクラメント・キングス(11勝13敗/勝率45.8%)とも3.0ゲーム差のため、黒星先行が続けばプレーイン・トーナメント進出圏外へ弾き出されてしまう危険性がある。
チームの最重要人物は依然としてカリーであって、この男のシュート力を最大限に生かすことに関してグリーンの右に出る者はいないだけに、たとえベンチスタートになろうと極端にプレータイムが減ることはないだろう。
それに、34歳のベテランは自信を失ったわけでもない。
「この起用が降格だとは思っていない。自分の実力はわかっている。一方で、チームを助けるためであれば、俺はいつだって協力する。負けるのが何より嫌なんだ。
この球団にいる多くの人たちは、俺自身も含めて、彼(クミンガ)が次の時代を担う選手なんだと見ている。だからいつかそうなる(自分と入れ替わる日が訪れる)んだと受け入れなきゃいけないのさ」
今回の配置転換は、10年以上も苦楽をともにし、4度の優勝を達成する過程で築き上げたカーHCとグリーンの信頼関係による部分が大きい。どんなスターにもいつかは世代交代の日がやって来る。今後ウォリアーズがどんな布陣で戦っていくのかも注目していきたい。
文●秋山裕之(フリーライター)
首位のオクラホマシティ・サンダー(18勝5敗/勝率78.3%)とは4.5ゲーム差ながら、12位にいるサクラメント・キングス(11勝13敗/勝率45.8%)とも3.0ゲーム差のため、黒星先行が続けばプレーイン・トーナメント進出圏外へ弾き出されてしまう危険性がある。
チームの最重要人物は依然としてカリーであって、この男のシュート力を最大限に生かすことに関してグリーンの右に出る者はいないだけに、たとえベンチスタートになろうと極端にプレータイムが減ることはないだろう。
それに、34歳のベテランは自信を失ったわけでもない。
「この起用が降格だとは思っていない。自分の実力はわかっている。一方で、チームを助けるためであれば、俺はいつだって協力する。負けるのが何より嫌なんだ。
この球団にいる多くの人たちは、俺自身も含めて、彼(クミンガ)が次の時代を担う選手なんだと見ている。だからいつかそうなる(自分と入れ替わる日が訪れる)んだと受け入れなきゃいけないのさ」
今回の配置転換は、10年以上も苦楽をともにし、4度の優勝を達成する過程で築き上げたカーHCとグリーンの信頼関係による部分が大きい。どんなスターにもいつかは世代交代の日がやって来る。今後ウォリアーズがどんな布陣で戦っていくのかも注目していきたい。
文●秋山裕之(フリーライター)
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