さらに、モーリス・ハークレス(ロサンゼルス・クリッパーズ)が8番から11番、メイソン・プラムリー(デンバー・ナゲッツ)は24番から7番、ジャリル・オカフォー(ニューオリンズ・ペリカンズ)も8番から9番へ変更すると同メディアが報道。リーグはコビー急逝という緊急事態を受け、背番号の変更に対して融通を利かせているのだが、強制的に変えなければいけない、という規定はもちろんない。あくまで選手個人で判断した上で変更の手続きを行なっている。
そのため、シカゴ・ブルズで8番を着けるザック・ラビーン、24番のラウリー・マルッカネンは、背番号を変更するつもりはないと『NBC Sports Chicago』でブルズの番記者を務めるKC・ジョンソンが報道。コビーをアイドルとして育ってきたラビーンは、8番を着用し続けることが彼への敬意を示すことだと捉えたという。また、マルッカネンは当初変更することも考えたが、ラビーンと同様の判断をしたと同記者が報じている。
また、先日「コビーは僕にとってヒーローでした」とTwitterに投稿していた八村塁(ウィザーズ)も、8番を継続することになるだろうと地元メディア『The Washington Post』のキャンディス・バックナー記者がコメント。八村にとって“8”は苗字にも入っている数字であり、SNSでは漢字の“八”をアイコンにするなど、自身を象徴するものとなっている。ルーキーが背番号を変更しないことに対し、批判は起きないはずだ。
今後もコビー逝去に伴って、背番号を変えるプレーヤーが出てくるだろう。だが、これは選手個人の捉え方で実行するものであり、同調圧力によって暗黙の了解で変更させられるものではない。
とはいえ、多くの現役選手がコビーから大きな影響を受けたことは間違いない。憧れのコビーとNBAでマッチアップしたい、一緒にプレーしたい、ワークアウトしたい、と願っていたプレーヤーは多いだけに、彼らが「コビーのために、自分も何かしたい」と思うのは当然のこと。だからこそ、即座に行動へ移した、あるいは自身の考えを口にした選手たちのことを称えたい。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】「Mr.レイカーズ」&「Mr.NBA」史上最高のスーパースター、コビー・ブライアント特集!
そのため、シカゴ・ブルズで8番を着けるザック・ラビーン、24番のラウリー・マルッカネンは、背番号を変更するつもりはないと『NBC Sports Chicago』でブルズの番記者を務めるKC・ジョンソンが報道。コビーをアイドルとして育ってきたラビーンは、8番を着用し続けることが彼への敬意を示すことだと捉えたという。また、マルッカネンは当初変更することも考えたが、ラビーンと同様の判断をしたと同記者が報じている。
また、先日「コビーは僕にとってヒーローでした」とTwitterに投稿していた八村塁(ウィザーズ)も、8番を継続することになるだろうと地元メディア『The Washington Post』のキャンディス・バックナー記者がコメント。八村にとって“8”は苗字にも入っている数字であり、SNSでは漢字の“八”をアイコンにするなど、自身を象徴するものとなっている。ルーキーが背番号を変更しないことに対し、批判は起きないはずだ。
今後もコビー逝去に伴って、背番号を変えるプレーヤーが出てくるだろう。だが、これは選手個人の捉え方で実行するものであり、同調圧力によって暗黙の了解で変更させられるものではない。
とはいえ、多くの現役選手がコビーから大きな影響を受けたことは間違いない。憧れのコビーとNBAでマッチアップしたい、一緒にプレーしたい、ワークアウトしたい、と願っていたプレーヤーは多いだけに、彼らが「コビーのために、自分も何かしたい」と思うのは当然のこと。だからこそ、即座に行動へ移した、あるいは自身の考えを口にした選手たちのことを称えたい。
文●秋山裕之(フリーライター)
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