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NBA

トレードの悲しみを乗り越え、レイカーズの一員としてプレーオフに臨むドンチッチ「僕らには間違いなくチャンスがある」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.04.19

 ただ、時間が止まることはなく、戻ることもない。ドンチッチはレイカーズの一員となり、移籍後に28試合へ出場して平均28.2点、8.1リバウンド、7.5アシスト、1.61スティールを記録。“パープル&ゴールド”のユニフォームでプレーオフ進出を果たした。

 レイカーズは“生ける伝説”レブロン・ジェームズに加え、オースティン・リーブスや八村塁、ドリアン・フィニー・スミス、ゲイブ・ヴィンセント、ジャクソン・ヘイズらを擁し、ウエスト3位の50勝32敗(勝率61.0%)をマーク。

 19日(日本時間20日)にスタートするプレーオフのファーストラウンドでは、ウエスト6位の49勝33敗(勝率59.8%)のミネソタ・ティンバーウルブズと激突する。
 
 17日のチーム練習後、ドンチッチは新チームで迎える自身5度目のポストシーズンに向けてこう自信を見せていた。

「僕らは最高のチームだと思う。戦いに挑む意思を持つ選手たちが揃っている。みんなが一丸になっていて、ケミストリーも高まっている。僕らには間違いなく(優勝する)チャンスがあるよ」

 ウルブズと対戦した昨年のカンファレンス決勝でシリーズ平均32.4点、9.6リバウンド、8.2アシスト、2.20スティールと相手を手玉に取り、4勝1敗で制したドンチッチは、プレーオフを通じてキャリア平均30.92点でNBA歴代2位に立つ。

 レブロンや八村ら新たな仲間たちとともに、今年もドンチッチはプレーオフで大暴れしてくれることだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)
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