オニールは18歳でNBA入りし、ウォリアーズに加入するまで6球団を渡り歩き、ロッカールームの複雑な人間関係も十分に理解していた。しかし、ウォリアーズで目にしたのは、これまでとは全く違う光景だった。
「普通、若手の多いチームでは、お互いの契約やキャップスペースのことで揉めたりするものだけど、あのチームは違った。ガッチリひとつにまとまっている感じだった」
2013-14シーズンのウォリアーズは51勝31敗で20年ぶりの50勝超えを達成したが、プレーオフでは1回戦でロサンゼルス・クリッパーズに敗れた。この年を最後に引退したオニールは、退団時にゼネラルマネージャーのボブ・マイヤーズにこう伝えたという。
「ボブに『何があっても、このチームを解体しないでくれ。この若い連中には何かがある』と伝えたよ。俺は18年リーグにいて、いろんなロッカールームを見てきたけど、こんなに若い選手たちがここまで一丸となって、努力して、ハングリーで、情熱的なチームは初めてだった」
その後ウォリアーズはカリー、トンプソン、グリーンを中心にファイナルに6度出場し、4度の優勝を果たしたことを考えれば、オニールの見立ては正しかったと言えるだろう。
構成●ダンクシュート編集部
ウォリアーズの前GMが“ビッグ3誕生”となったトンプソンとグリーンのドラフトを回想「もしあのチームがトレードしていなければ、クレイはいなかった」<DUNKSHOOT>
「お前がウォリアーズを離れても一度は勝つ」グリーンが2022年の優勝を特別視する理由は“デュラント抜きの戴冠”<DUNKSHOOT>
「俺たちは本当の王者ではなかった」ウォリアーズのグリーンの“お気に入りの優勝”は2022年「『どうやって勝った?』って感じ」<DUNKSHOOT>
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「ボブに『何があっても、このチームを解体しないでくれ。この若い連中には何かがある』と伝えたよ。俺は18年リーグにいて、いろんなロッカールームを見てきたけど、こんなに若い選手たちがここまで一丸となって、努力して、ハングリーで、情熱的なチームは初めてだった」
その後ウォリアーズはカリー、トンプソン、グリーンを中心にファイナルに6度出場し、4度の優勝を果たしたことを考えれば、オニールの見立ては正しかったと言えるだろう。
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