ドンチッチにレブロン・ジェームズ、オースティン・リーブス、八村塁、新加入センターのディアンドレ・エイトンを擁するレイカーズは、ベンチにもゲイブ・ヴィンセントやジョーダン・グッドウィン、ジェイク・ラレイビア、ジャレッド・ヴァンダービルト、ジャクソン・ヘイズが控えている。
ただ、このチームにはPoA(Point of Attack)タイプのディフェンダー、つまり相手チームのボールハンドラーを最前線に立って抑えにいくディフェンダーが欠けていたため、先発・控えのどちらで起用されるか不透明ながらスマートの加入はきわめて的を射た補強と言える。
これまでオールディフェンシブ1stチームに3度選ばれた実績を持ち、2021-22シーズンに最優秀守備選手賞(DPOY)、そしてNBA史上最多3度のハッスルアウォードを受賞してきた。
昨季途中加入のドンチッチを中心にしたチームを作り上げていく方針とはいえ、レイカーズは毎年チャンピオンシップ獲得を求められる名門。今オフにドリアン・フィニー・スミス(現ヒューストン・ロケッツ)が退団したチームはドラフトが絡んだトレードで新人ウイングのアドゥ・シーローを獲得し、ロスターにもヴィンセントやヴァンダービルトといった守備巧者が在籍している。
それでも、即戦力のスマートはこれまで所属してきたチームでリーダー格も務めてきたベテランで、セルティックス時代にプレーオフへ計108試合出場した経験も持ち合わせている。
そのため、リーブスや八村ら主力組だけでなく、ディフェンス力向上を掲げるブロニー・ジェームズや守備に難を抱えるダルトン・コネクト、新人シーローにもコート内外で好影響を与えることが期待できるのではないだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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ただ、このチームにはPoA(Point of Attack)タイプのディフェンダー、つまり相手チームのボールハンドラーを最前線に立って抑えにいくディフェンダーが欠けていたため、先発・控えのどちらで起用されるか不透明ながらスマートの加入はきわめて的を射た補強と言える。
これまでオールディフェンシブ1stチームに3度選ばれた実績を持ち、2021-22シーズンに最優秀守備選手賞(DPOY)、そしてNBA史上最多3度のハッスルアウォードを受賞してきた。
昨季途中加入のドンチッチを中心にしたチームを作り上げていく方針とはいえ、レイカーズは毎年チャンピオンシップ獲得を求められる名門。今オフにドリアン・フィニー・スミス(現ヒューストン・ロケッツ)が退団したチームはドラフトが絡んだトレードで新人ウイングのアドゥ・シーローを獲得し、ロスターにもヴィンセントやヴァンダービルトといった守備巧者が在籍している。
それでも、即戦力のスマートはこれまで所属してきたチームでリーダー格も務めてきたベテランで、セルティックス時代にプレーオフへ計108試合出場した経験も持ち合わせている。
そのため、リーブスや八村ら主力組だけでなく、ディフェンス力向上を掲げるブロニー・ジェームズや守備に難を抱えるダルトン・コネクト、新人シーローにもコート内外で好影響を与えることが期待できるのではないだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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