専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

「まるでオールスター」だったNBAパリゲーム。ウェンバンヤマは第1戦で有言実行の大暴れ「スペクタクルな試合を約束する」<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2025.01.26

「僕らはこれまで、こういったビッグゲームでプレーする機会がほとんどなかった。今季で最もビッグゲームだった試合のひとつが、NBAカップ出場権をかけたフェニックス(サンズ)戦だ(12月3日)。こうした試合を多くこなしてプレーオフの雰囲気を味わうことができれば、チーム向上に役立つ」

 そしてこの日の主役ウェンバンヤマは「今日の試合では、観客のみんながいつもとは違うものをもたらしてくれたから、そうした環境を力に変えて僕たちは戦うことができた。みんなのエネルギーのおかげで、イージーな夜(試合)になったよ」と、熱狂に満ちた一戦を振り返った。

 ペイサーズとスパーズは、2日後の25日にふたたびパリで対戦する。

 ポールは「今度が4度目の連戦だが、まだ一度も両方とも勝ったことはない。デンバー(ナゲッツ)、ヒューストン(ロケッツ)とは分け合い、メンフィス(グリズリーズ)には2試合とも負けた。相手は修正をしてくるだろうから、こうした状況にどう対応するか、僕たちにとっては学びとなる経験だ」と熟練らしいコメントを残している。
 
 ジョンソン暫定HCも「これはビジネストリップだ。我々は仕事をしにきている」と試合前に念を押していた。

 ポールの言葉通り、ここでの連勝は自信につながる。“ウェンビー応援団”の力を武器に、第2戦も快勝を飾りたいところだったが、逆に98-136と逆にブローアウトでやり返されてしまった。

 とはいえ、プレーオフのような雰囲気のなかで同じ相手との2連戦をやり合えたことは、若いスパーズにとって大きな経験となったに違いない。

文●小川由紀子

【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号