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NBA

歴代最多11度の全米制覇に前人未到の7連覇…近年もスター選手を輩出し続けるUCLAの歴史【名門カレッジ史】

出野哲也

2020.02.03

地元のワシントン大からリクルートがあったラビーンだが、UCLAに進学し、後にNBA入りするカイル・アンダーソンらとプレーした。(C)Getty Images

地元のワシントン大からリクルートがあったラビーンだが、UCLAに進学し、後にNBA入りするカイル・アンダーソンらとプレーした。(C)Getty Images

 レジー・ミラーはそんな低迷期のチームを支えた選手の1人。通算2095得点はアルシンダーに次いで学校史上2位(当時)だったが、トーナメントでは2回戦まで進むのが精一杯だった。それでもNBA入り後はペイサーズのエースとしてクラッチシュートを連発、通算2万5279点はこちらもジャバーに次いで同大出身者では2位。3ポイント成功数2560本は、レイ・アレンに抜かれるまで1位だった。

 ブルーインズが久々に頂点に返り咲いたのは95年。ジム・ハーリックの指揮の下、エドとチャールズのオバノン兄弟の活躍で勝ち上がり、決勝戦ではエドが30得点、17リバウンドの大暴れ。アーカンソー大を下して20年ぶりの王座に就いた。
 
 その後はバロン・デイビス(97~99年在学)のように、才能のある選手が入学しても1~2年でNBAへ去ってしまうことが多くなり、継続して強さを発揮できなくなっている。ラッセル・ウエストブルック(ロケッツ)、ケビン・ラブ(キャバリアーズ)、ダレン・コリソン、ルーク・バー・モーテが揃った07-08シーズンもトーナメントでは準決勝敗退。「優勝できなかった中では最も才能のあったチーム」という、名誉なのかどうかわからない称号を与えられ、今のところこれが最後のファイナル4進出となっている。今季からはシンシナティ大を長年率いたミック・クローニンが再建を託されている。

 ウエストブルックとラブは08年のドラフト4、5位で続けて指名され、12年のロンドン五輪もともに戦い金メダルを獲得した。現在は彼らを含め13人の元ブルーインがNBAでプレー。ベテランのトレバー・アリーザ(ブレイザーズ)や、ドリュー(ペリカンズ)とアーロン(ペイサーズ)のホリデー兄弟、ザック・ラビーン(ブルズ)、そしてロンゾ・ボール(ペリカンズ)など豪華な顔触れだ。ここ数年低迷しているとはいえ、やはりUCLAのブランドは優秀な素材を惹きつけるのだろう。

文●出野哲也

※『ダンクシュート』2016年2月号より転載
 
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