海外サッカー

フェルミンに110億円超のオファー! マンUが本格交渉へ…バルサ幹部からは「歴史的な好機」との声も

THE DIGEST編集部

2025.08.03

マンUが今夏の獲得を狙うフェルミン。(C)Getty Images

 バルセロナにとっては見逃せない大型オファーが届いた。マンチェスター・ユナイテッドが22歳の攻撃的MFフェルミン・ロペスの獲得に強い関心を抱いており、その提示額は7000万ユーロ(約110億円)超に達すると見られている。

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 バルサ内部では売却に慎重な声もある一方で、財政再建を優先するならば受け入れるべきという見方も強まりつつある。

 フェルミンは今夏すでに複数クラブから関心を集めており、サウジ勢やチェルシー、アーセナルも接触していたが、本人はバルサ残留を強く希望していた。しかし、ユナイテッドは中盤に新たな戦力を求めており、フェルミンを中核に据えた補強プランを描いている。
 
 実際、ユナイテッドはマーカス・ラッシュフォードの移籍交渉の際にもフェルミンへの関心を伝えていた。現在、選手への倍額オファーも視野に入れた交渉が進行中だ。

 バルサにとってこの売却は、選手登録制限の1:1ルール(選手売却による収入を100%新戦力の獲得や給与に充当できる)をクリアする突破口になりうる。

 ハンジ・フリック監督もフェルミンを高く評価はしているが、中盤の人員過多を踏まえ、条件次第では放出もやむなしとの考えだ。バルセロナのスポーツ紙『SPORT』は、クラブ幹部も「カンテラーノ(下部組織出身者)の売却は難しいが、これは歴史的な好機だ」として前向きに捉えていると報じている。

構成●THE DIGEST編集部

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