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多くのシュートミス、ベテランが絡んでの土壇場の失点…白星発進を逃したブライトンに各方面から懸念の声!「基本的な姿勢が学べていないようでは…」

THE DIGEST編集部

2025.08.20

三笘にも至近距離からのヘディングによるシュートミスがあった。(C)Getty Images

三笘にも至近距離からのヘディングによるシュートミスがあった。(C)Getty Images

 ブライトンはプレミアリーグ開幕戦でフルアムと1-1の引き分け。55分にマット・オライリーのPKで先制し、後半アディショナルタイム7分までリードを維持したものの、CKからロドリゴ・ムニスの同点ゴールを許す悔いの残る結末を迎えた。

 序盤から得点機を迎え、先制後もチャンスがあったにもかかわらず、これらを活かせずに勝点3を逃した。ファビアン・ヒュルツェラー監督にとっても、反省点の多い一戦になったかと思いきや、若きドイツ人指揮官は「我々は良い形を保っていた。それこそが私が見ているポイント。ポジティブな部分に焦点を当てるべきだ」と主張した。

「我々は96分間、しっかり守備をし、フルアムにはそれまで勝機が一度もなかった。攻撃では、後半に多くのチャンスを作った。もっと冷酷になって2点目を奪いにもいけたが、内容には満足している。チームとして一体感があり、非常にコンパクトで、強度も高かった」
 
 「チャンスを逃し続けた代償を払う予感はなかったのか?」との質問に対しても、「いや、この試合には勝てると、強い自信を持っていた」と、ヒュルツェラー監督は前向きな姿勢を崩さなかった。ただ、地元紙『The Argus』紙はドローに終わった開幕戦を「好スタートというよりは、『空回り』の方が正確な表現かもしれない」と評した。

 英国公共放送『BBC』の名物番組「マッチ・オブ・ザ・デイ」では、元イングランド代表のアラン・シアラーが「ブライトンは昨季の開幕以来、先制した試合が11回あったが、そのどの試合でも勝てなかった。おそらくはそれが、今季の欧州カップ戦出場を逃した要因だろう。同じミスが今回のフルアム戦でも起きた。2点目を決める絶好のチャンスはあったが決められず、最後の数分で自らを苦しめてしまった。変えていかなければならない」と指摘している。

 また、ブライトンのクラブ専門メディア『WE ARE BRIGHTON.COM』は、「格下相手にホームで楽に勝つべき試合を、同点で終わらせてしまった。まるで、夏休みがなかったかのようだった」と、新シーズンのスタートに厳しい見解を示した。
 
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