現地時間12月17日に南米(リベルタドーレス・カップ)王者のフラメンゴをPK戦の末に下し、2025年インターコンチネンタル・カップを制した欧州王者のパリ・サンジェルマンは、トロフェ・デ・シャンピオン(フランス・スーパーカップ)、リーグ・アン、クープ・ドゥ・フランス(フランス杯)、チャンピオンズリーグ(CL)、UEFAスーパーカップに次ぐ新たなトロフィーを手にし、クラブ史に残る1年を輝かしい形で終えた。
パリSGのクラブ専門サイト『PSG POST』からは、「試合数過多の要因」「誰の得にもならない無益なコンペティション」といった理由で存在自体を否定的に捉えられているインターコンチネンタル杯だが、この各大陸王者同士の対決によって新たな勝利を飾ったパリSGは、年間のタイトル数を6に伸ばし、サッカーの歴史を変えたとも言われた2009年のバルセロナに並んだ。
2025年、このフランスのメガクラブは、クラブワールドカップこそ決勝でチェルシーに大敗(0-3)を喫するも、準決勝ではレアル・マドリーを4-0で撃破するなど内容の伴った強さを発揮し、世界の主役であり続けた。チームだけでなく、個人レベルでもFWウスマンヌ・デンベレがバロンドールとFIFA最優秀選手を受賞し、FIFAのワールド11(ベスト11)にはパリSGから6選手(今夏にマンチェスター・シティに移籍したジャンルイジ・ドンナルンマを含む)が選出されている。
まさしくサッカー界を席巻したパリSG。勝利という結果だけでなく、プレーの中で残した数字からも、彼らがいかに優れていたかがわかる。スペインのスポーツ紙『MARCA』は、「2025年のデータが示しているのは、試合のほぼ全ての局面で支配的だったパリSGの姿だ」と綴り、その記録を紹介した。
まず、クラブ史において最多となる年間67試合を戦った「レ・パリジャン」は、そのうちの50試合で勝利を挙げ、全公式戦で178ゴールを記録。これは欧州主要リーグに所属するクラブの中では最高の数字だという。ちなみにCLでは13勝を挙げ、欧州カップ戦での総得点を51まで伸ばした。2013年のアトレティコ・マドリーに並びトップタイの数字だ。
ルイス・エンリケ監督率いるチームは、スタッツにおいても秀逸であり、全公式戦を通しての平均のボールポゼッションは、68.0%と最も高く、1試合平均のパス本数698も最多、パス成功率も91.0%でトップを誇る。
CLでは、決勝(インテル戦)で5-0と衝撃的な勝利を収めた。決勝で5点を奪ったのは1961-62シーズンのベンフィカ以来で、史上2番目に多い。優勝を決めた時のチームの平均年齢(24歳138日)は、1994-95シーズンのアヤックス(23歳336日)に次ぐ若さだった。スタッツでは、ドルトムントと並んで19ゴールの最多得点を記録し、シュート数(120本)、ポゼッション(67.2%)、1試合平均のパス数(661本)でもトップの数字を残している。
今季もその強さは継続されている。全コンペティションを通じて、すでに9人の異なる選手がゴールを記録しており、これは欧州5大リーグのどのチームよりも多い。また攻撃だけでなく、守備面でも充実している点を示す数字として、ハイプレスからのボール奪取が257回と、こちらも欧州最多を誇っている。
「カタール資本の恩恵を受けた金満クラブ」というイメージはいまだに根強く残るものの、実際はこれまでのスターをかき集めるだけのチーム作りから育成路線にシフトしており、今季もここまでの時点で、下部組織出身の選手が8人(ワレン・ザイール=エメリ、セニー・マユル、イブラヒム・ムバイエ、クエンティン・ンジャントゥ、ノアム・カマラ、マティス・ジャンゲアル、ダビド・ボリー、ノア・ンソキ)も出場を果たしている。
スペインの『MARCA』紙は、数々の偉大な記録を作り上げたパリSGの2025年を「再現するのは難しいだろう」と表現した。しかし、『PSG POST』は「パリSGのファンは楽観視している」という。「リーグ・アンでは首位(ランス)に勝点1差の2位と射程圏内につけ、CLでも次ラウンド進出は難なく果たすだろう。シーズン後半にかけて、負傷者を抑えられれば、再び欧州やフランス国内のトロフィーを総なめにする可能性も、決して否定できない」と栄光の1年の再現に期待を寄せている。
構成●THE DIGEST編集部
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パリSGのクラブ専門サイト『PSG POST』からは、「試合数過多の要因」「誰の得にもならない無益なコンペティション」といった理由で存在自体を否定的に捉えられているインターコンチネンタル杯だが、この各大陸王者同士の対決によって新たな勝利を飾ったパリSGは、年間のタイトル数を6に伸ばし、サッカーの歴史を変えたとも言われた2009年のバルセロナに並んだ。
2025年、このフランスのメガクラブは、クラブワールドカップこそ決勝でチェルシーに大敗(0-3)を喫するも、準決勝ではレアル・マドリーを4-0で撃破するなど内容の伴った強さを発揮し、世界の主役であり続けた。チームだけでなく、個人レベルでもFWウスマンヌ・デンベレがバロンドールとFIFA最優秀選手を受賞し、FIFAのワールド11(ベスト11)にはパリSGから6選手(今夏にマンチェスター・シティに移籍したジャンルイジ・ドンナルンマを含む)が選出されている。
まさしくサッカー界を席巻したパリSG。勝利という結果だけでなく、プレーの中で残した数字からも、彼らがいかに優れていたかがわかる。スペインのスポーツ紙『MARCA』は、「2025年のデータが示しているのは、試合のほぼ全ての局面で支配的だったパリSGの姿だ」と綴り、その記録を紹介した。
まず、クラブ史において最多となる年間67試合を戦った「レ・パリジャン」は、そのうちの50試合で勝利を挙げ、全公式戦で178ゴールを記録。これは欧州主要リーグに所属するクラブの中では最高の数字だという。ちなみにCLでは13勝を挙げ、欧州カップ戦での総得点を51まで伸ばした。2013年のアトレティコ・マドリーに並びトップタイの数字だ。
ルイス・エンリケ監督率いるチームは、スタッツにおいても秀逸であり、全公式戦を通しての平均のボールポゼッションは、68.0%と最も高く、1試合平均のパス本数698も最多、パス成功率も91.0%でトップを誇る。
CLでは、決勝(インテル戦)で5-0と衝撃的な勝利を収めた。決勝で5点を奪ったのは1961-62シーズンのベンフィカ以来で、史上2番目に多い。優勝を決めた時のチームの平均年齢(24歳138日)は、1994-95シーズンのアヤックス(23歳336日)に次ぐ若さだった。スタッツでは、ドルトムントと並んで19ゴールの最多得点を記録し、シュート数(120本)、ポゼッション(67.2%)、1試合平均のパス数(661本)でもトップの数字を残している。
今季もその強さは継続されている。全コンペティションを通じて、すでに9人の異なる選手がゴールを記録しており、これは欧州5大リーグのどのチームよりも多い。また攻撃だけでなく、守備面でも充実している点を示す数字として、ハイプレスからのボール奪取が257回と、こちらも欧州最多を誇っている。
「カタール資本の恩恵を受けた金満クラブ」というイメージはいまだに根強く残るものの、実際はこれまでのスターをかき集めるだけのチーム作りから育成路線にシフトしており、今季もここまでの時点で、下部組織出身の選手が8人(ワレン・ザイール=エメリ、セニー・マユル、イブラヒム・ムバイエ、クエンティン・ンジャントゥ、ノアム・カマラ、マティス・ジャンゲアル、ダビド・ボリー、ノア・ンソキ)も出場を果たしている。
スペインの『MARCA』紙は、数々の偉大な記録を作り上げたパリSGの2025年を「再現するのは難しいだろう」と表現した。しかし、『PSG POST』は「パリSGのファンは楽観視している」という。「リーグ・アンでは首位(ランス)に勝点1差の2位と射程圏内につけ、CLでも次ラウンド進出は難なく果たすだろう。シーズン後半にかけて、負傷者を抑えられれば、再び欧州やフランス国内のトロフィーを総なめにする可能性も、決して否定できない」と栄光の1年の再現に期待を寄せている。
構成●THE DIGEST編集部
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