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「8060日間の干ばつを終わらせた」22年ぶりプレミア制覇! 屈辱を払拭したアーセナルを現地メディア称賛「綿密に設計されたプロジェクトの結晶」

THE DIGEST編集部

2026.05.21

2位マンCの試合を練習場で観戦。試合後は練習場で「チャンピオーネス」の大合唱が巻き起こった。(C)Getty Images

2位マンCの試合を練習場で観戦。試合後は練習場で「チャンピオーネス」の大合唱が巻き起こった。(C)Getty Images

 プレミアリーグ第37節で2位マンチェスター・シティがボーンマスと1-1で引き分けたため、首位アーセナルの22年ぶりとなるリーグ優勝が決定。2003-04シーズンに「インビンシブルズ」として無敗優勝を果たして以来となる悲願達成であり、近年はあと一歩のところでタイトルを逃し続けてきたクラブにとって、待望の瞬間となった。

 英国の日刊紙『The Guardian』によれば、アーセナルの選手やスタッフはハートフォードシャー州の練習場に集まり、マンC対ボーンマス戦を観戦。試合終了の瞬間、デクラン・ライスはカイ・ハバーツ、ブカヨ・サカ、ウィリアム・サリバらと歓喜する写真をSNSに投稿し、「だから言っただろう......終わったんだ」と綴った。これは、先月マンCに敗れた後に彼が発した「まだ終わっていない」という言葉を踏まえたものだったという。

 練習場では、「チャンピオーネス」の大合唱が巻き起こり、エベレチ・エゼがテーブルの上で飛び跳ねる姿も確認された。クラブは、アーセン・ヴェンゲル元監督が赤ワインを片手に登場する記念映像も公開。「チャンピオンとは、他者が止まった後も前進し続ける者だ」というメッセージが添えられた。ミケル・アルテタ監督は、ジョゼ・モウリーニョに次ぐ若さでプレミアリーグを制した指揮官となり、『The Guardian』紙は「クラブ史上最高級の監督として地位を固めた」と評している。
 
 また、優勝決定後のブカヨ・サカによる「もう誰も、僕たちを笑わない」とのコメントも紹介され、彼はここで「ボトラーズ(勝負弱いチーム)」と揶揄された屈辱を忘れておらず、「22年だ。22年間ずっと笑われ、からかわれてきた。でも、もう違う。このトロフィーはこれから輝き続ける」と続けている。マイルズ・ルイス=スケリーもシャンパンボトルを手に、「僕たちはボトラーズと呼ばれた。でも今、僕たちはボトルを掲げている」と返し、クラブへの嘲笑を逆手にとって歓喜を表現した。

 同メディアは、アルテタ体制の6年間を「綿密に設計されたプロジェクトの結晶」と総括。2019年末に就任したスペイン人指揮官は、クラブ文化の再構築から着手し、1886年創設時代にちなむオリーブの木を練習場に持ち込み、「逆境の中でどう育てるか」を選手たちに説いたという。記事では、一時は“奇抜な演出”とも見られた手法が、結果としてチームの結束力を高めたと評価。ピエール=エメリク・オーバメヤン放出をはじめとする厳格な決断や、アンドレア・ベルタSD就任後の補強成功も、優勝の大きな要因だったと伝えている。
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