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海外サッカー

W杯得点王を争う怪物たち…元プレミアDFが語った“対策と限界”「最後は運に頼るしかない」のは?

THE DIGEST編集部

2026.06.24

グループステージで実力を発揮する各国のストライカーたち。写真は左上から時計回りにメッシ、エムバペ、ハーランド、ケイン。(C) Getty Images

グループステージで実力を発揮する各国のストライカーたち。写真は左上から時計回りにメッシ、エムバペ、ハーランド、ケイン。(C) Getty Images

 史上最多48か国で争われている北中米ワールドカップ(W杯)では、グループステージ(GS)序盤から世界最高峰のストライカーたちが、圧倒的な存在感を示している。

 現地時間6月22日に行なわれたグループステージ第2節では、アルゼンチン代表のリオネル・メッシがオーストリア戦、フランス代表のキリアン・エムバペがイラク戦、そしてノルウェー代表のアーリング・ハーランドがセネガル戦で、それぞれ2ゴールを奪ってチームを連勝へ導いた。
 
 3人はいずれも前節から絶好調であり、メッシはアルジェリア戦でいきなり記録づくめのハットトリックを達成し、エムバペ(セネガル戦)とハーランド(イラク戦)も2ゴールを挙げている。また彼らに加え、翌日にはイングランド代表のエースストライカーでキャプテンでもあるハリー・ケインもクロアチア戦で2得点と好スタートを切っており、今大会は大会序盤からスターFWたちが得点ランキングの上位を席巻する展開となっている。

 こうした状況を受けて英国公共放送「BBC」は、好調ぶりを印象付けているこの4人について「W杯最高のストライカーたちをどう止めるか」と題した記事で、かつてスウォンジーやエバートンで活躍した元ウェールズ代表DFのアシュリー・ウィリアムズ氏の見解から、それぞれの特長を挙げるとともに、対戦相手にとっての“対策”を提言している。

 まずは39歳の誕生日を目前に控えながらも、ここまで抜群の存在感を示し、W杯通算得点では単独最多となる18に記録を伸ばしたメッシについては「メッシを止めるのは、ひとりのDFだけでどうにかなる話ではない。チーム全体で対応し、それでも最後は少し運に頼るしかない部分がある」と、代表キャップ数86を誇るCBにとっても個の対応では“お手上げ”だという。

 その上で、「DFが前から厳しく行くのか、それとも距離を取って中盤の選手に対応させるのか……あらゆる方法を使って、彼のプレーを制限しようとするしかない。メッシのような選手に対しては、何かを捨てる必要がある。もし選べるなら、決定的な場面でシュートを打つのはメッシではなく、他の選手であってほしい」と指摘する。

 また、「利き足ではない方へ追い込む」という守備もメッシにはあまり通用しないようであり、「どちらの方向へ追い込もうとしても、彼はボールを持った瞬間に主導権を握ってしまう。重心が低く、バランス感覚も抜群で、ボールタッチも非常に繊細だ。相手DFの動きを見ながら自在にボールを操り、自分に有利な状況を作り出してしまう」と語っている。
 
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