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日本代表

ブラジルは日本代表を“恐れている”「歴史的大惨事が起きる可能性が」選手、OB、識者、ファンが大警戒「できるなら対戦したくない」【W杯現地発コラム】

THE DIGEST編集部

2026.06.25

グループCを1位突破したブラジル代表。もし日本代表がグループFを2位通過した場合、ラウンド・オブ32で対戦する。(C)Getty Images

グループCを1位突破したブラジル代表。もし日本代表がグループFを2位通過した場合、ラウンド・オブ32で対戦する。(C)Getty Images

 北中米ワールドカップ・グループステージでは、実力差の大きい試合も多かったが、決勝トーナメントに入れば真の勝負が展開される。そんななか、多くのブラジル人はあることに気が付き始めた。

「ちょっと待て、決勝トーナメントの最初の対戦相手は、もしかして日本か?」

 強豪オランダに先制されながらも追いつき、チュニジアに大勝した日本代表を、ブラジルでは誰もが称賛した。決してあきらめない“侍スピリット”は過去の大会でも注目されてきたが、今の日本はそれだけではない。テクニック、戦術、フィジカルも兼ね備えた本当に優秀なチームだ。

 どの国のサッカーファンも、できることなら決勝トーナメントで日本代表と対戦したくないと思っている。本当だ。いや、こう言うのが正確だろう。対戦する可能性のあるチームの中で“最悪の相手”だ。

 とくにブラジル人にとってはそうだ。昨年の10月の親善試合で日本代表に敗れたことが、多くのファンのトラウマになっている。ブラジルはずっと自分たちが日本サッカーの師だと思っていた。

 しかし、カルロ・アンチェロッティ監督率いるセレソンは、前半で2-0とリードしながら、後半に信じられない逆転を許して2-3で敗れた。A代表でブラジルが日本に敗れるのは史上初。この結果、ブラジル国内ではセレソンへのリスペクトが急落した。

「もし日本と対戦することになれば、歴史的大惨事が起きる恐れがある」

 2002年に日本でワールドカップを掲げた世界王者のデニウソンは語る。

「日本の選手はボールを奪うと猛スピードで攻め込んでくる。我々の守備は考えすぎて、動きが鈍いため、それについていけない」

 
 ブラジル代表キャプテンのカゼミーロは、3-0で勝利したグループステージ第2節のハイチ戦後、決勝トーナメントで対戦するかもしれない日本について、ミックスゾーンではっきりこう言った。

「もはやヴェルデオロ(ブラジル代表のチームカラー)のユニホームを着ているだけでは、日本に勝てない。日本や他のチームのように同じスピードで我々も走れなければ、すぐに帰国することになるだろう」

 1986年のW杯に出場した元ブラジル代表で、現在はコメンテーターを務めるヴァルテル・カサグランデも警鐘を鳴らす。

「我々のMFがだらだらピッチを歩いている間に、日本人はその3倍も走っている」

 一方、ブラジルの著名なベテランジャーナリスト、ジュカ・クフォウリとジョゼ・トラジャノは、ブラジルの今の弱さはブラジルサッカー連盟(CBF)の慢性的な混乱も関係していると指摘。その点で日本と大きく違うという。

 ブラジルでは監督だけでなく連盟会長も権力抗争や汚職でころころ変わり、スキャンダルも日常茶飯事。今大会中も、現会長の不倫と公金横領が発覚している。一方の日本は「長年にわたり、同じ幹部、同じ選手、同じ監督のもとで真剣に強化取り組んできた」。

それが日本とブラジルの大きな違いだというのだ。

 
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