サッカーのブラジル代表は、北中米ワールドカップ(W杯)のラウンド・オブ16でノルウェー代表に1-2で敗戦。1990年イタリアW杯以来、36年ぶりの16強止まりに終わった。
W杯で史上最多の5回の優勝を誇る“サッカー王国”は、南米予選から苦しんでいた。23年10月のウルグアイ戦(0-2)から、コロンビア戦(1-2)、アルゼンチン戦(0-1)まで3連敗。予選中に史上初の外国人監督であるイタリア人のカルロ・アンチェロッティ氏を招へいし、6枠あるうちの5位で何とか通過した。
そして迎えた本大会ではグループCを2勝1分けの1位で通過し、ラウンド・オブ32では日本を2-1で下したものの、それ以上の勝ち上がりはならなかった。苦境に立たされているブラジルについて、同国出身で03年に日本に帰化した元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeで私見を述べた。
祖国の現状について、闘莉王氏は「とてつもない、ガッカリです。ブラジルはサッカーの国だと思われていて、国民もW杯になると一体感が生まれるし、ブラジルを応援する。必ずやってくれると、信じ続けている心を持っている人たちですから、こういった敗退はダメだと思いますね」と切り出す。
そして「怒り狂ってるし、文句ばかり。パラグアイのような南米っぽい戦いもしてないし、上手さも上回ってないし、結局は何も良いところがないまま去っていった。ブラジルはアマゾンやカーニバルがあって、サッカーの国だったんですけど、サッカーの国というのが、どんどん薄れてきているような感じがします」と、現状への危機感をあらわにした。
番組スタッフから、今後のブラジル復権へのキーパーソンは誰になるのかと問われると、「誰がブラジル代表の顔といっても、なかなか上手くハマッていないケースが多い。ネイマールの時代にW杯で全然良いところまで行けていないのを含め、誰かとかではなく、チームとして何をしなきゃいけないか、本来のブラジルのサッカーは何なのかを、改めてもう1回、初心者の気持ちになってチャレンジしていかないといけないと思います。誰かスターを探すのではなく、チームが上手くいっていれば、自然にそのなかからスターは出てくるはずです」と、個人に頼るよりもチーム作りを優先すべきだと主張した。
ブラジルは、アンチェロッティ監督と30年までの契約を結んでいる。今後、どのような手腕を発揮していくのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】闘莉王氏が祖国ブラジルの低迷に嘆き
W杯で史上最多の5回の優勝を誇る“サッカー王国”は、南米予選から苦しんでいた。23年10月のウルグアイ戦(0-2)から、コロンビア戦(1-2)、アルゼンチン戦(0-1)まで3連敗。予選中に史上初の外国人監督であるイタリア人のカルロ・アンチェロッティ氏を招へいし、6枠あるうちの5位で何とか通過した。
そして迎えた本大会ではグループCを2勝1分けの1位で通過し、ラウンド・オブ32では日本を2-1で下したものの、それ以上の勝ち上がりはならなかった。苦境に立たされているブラジルについて、同国出身で03年に日本に帰化した元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeで私見を述べた。
祖国の現状について、闘莉王氏は「とてつもない、ガッカリです。ブラジルはサッカーの国だと思われていて、国民もW杯になると一体感が生まれるし、ブラジルを応援する。必ずやってくれると、信じ続けている心を持っている人たちですから、こういった敗退はダメだと思いますね」と切り出す。
そして「怒り狂ってるし、文句ばかり。パラグアイのような南米っぽい戦いもしてないし、上手さも上回ってないし、結局は何も良いところがないまま去っていった。ブラジルはアマゾンやカーニバルがあって、サッカーの国だったんですけど、サッカーの国というのが、どんどん薄れてきているような感じがします」と、現状への危機感をあらわにした。
番組スタッフから、今後のブラジル復権へのキーパーソンは誰になるのかと問われると、「誰がブラジル代表の顔といっても、なかなか上手くハマッていないケースが多い。ネイマールの時代にW杯で全然良いところまで行けていないのを含め、誰かとかではなく、チームとして何をしなきゃいけないか、本来のブラジルのサッカーは何なのかを、改めてもう1回、初心者の気持ちになってチャレンジしていかないといけないと思います。誰かスターを探すのではなく、チームが上手くいっていれば、自然にそのなかからスターは出てくるはずです」と、個人に頼るよりもチーム作りを優先すべきだと主張した。
ブラジルは、アンチェロッティ監督と30年までの契約を結んでいる。今後、どのような手腕を発揮していくのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】闘莉王氏が祖国ブラジルの低迷に嘆き




