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日本代表

リーグ得点王、W杯で2発も…上田綺世に“争奪戦”が起きない理由を現地分析「昨季は素晴らしかったが、それ以前は…」

THE DIGEST編集部

2026.08.06

緩やかに関心が高まってきている上田だが、現時点で交渉が進展している様子はないようだ。(C) Getty Images

緩やかに関心が高まってきている上田だが、現時点で交渉が進展している様子はないようだ。(C) Getty Images

 今夏、日本代表FW前田大然の加入によって日本でも大きな注目を集めているイングランド・プレミアリーグのイプスウィッチ・タウンが、さらなる日本代表戦士の獲得を検討していると報じられた。

 ターゲットとして浮上したのは、フェイエノールトで昨季、エールディビジ得点王に輝いたFW上田綺世だ。イプスウィッチのクラブ専門サイト『TWTD』は、「フェイエノールトの日本代表ストライカーに関心を示している」と報道。プレミアリーグに昇格したサフォーク州のクラブは、新シーズンに向けて経験豊富なCFの補強を目指しており、日本代表43試合18得点という実績を持つ上田は、その条件に合致する存在だと紹介されている。
 
 記事では、上田のこれまでのキャリアについても詳しく触れられ、「鹿島アントラーズ、サークル・ブルージュを経て、2023年夏に約800万ユーロ(約14億6000万円)でフェイエノールトへ加入。これまでエールディビジ78試合で37得点を記録し、昨季は31試合25ゴールでリーグ得点王に輝いた」とその実績を高く評価した。

 また、今夏の北中米ワールドカップにも言及し、「日本代表として全4試合に先発出場し、4-0で大勝したチュニジア戦では2ゴールを記録。その試合では、彼の後方で前田がプレーしていた」と紹介し、仮に同じチームに所属した場合、両選手の連係に問題はないことを強調している。

 その一方で同メディアは、今後の動向について「上田とフェイエノールトとの契約はあと2年残っている。そして、移籍市場の閉幕まではまだ約1か月ある。イプスウィッチが本格的に関心を具体化させるかどうかは、今後を見守る必要がある」と慎重な見方も示した。

 それには、イプスウィッチ側の事情もあるとして、「今夏、すでにブラジル人FWエメルソンを獲得している他、昨季レンタル加入していたアヤックスのチュバ・アクポムも完全移籍へ移行。一方でジョージ・ハーストにはストーク・シティなどが関心を示しており、退団の可能性もある」とストライカー陣の状況を紹介。また、「ストラスブールとは、フリオ・エンシソの再獲得に向けた交渉も続いている」と伝え、補強の優先順位が今後の選手の出入りによって変わる可能性があるとしている。

 オランダ・ロッテルダムの日刊紙『Algemeen Dagblad』も、同様にイプスウィッチの上田への関心を報じながら、現段階では具体的な進展はないことを強調。「今夏、フェイエノールトはアニス・ハジ・ムサと上田に対する正式オファーをまだ一件も受け取っていない」と報じ、多くの移籍報道とは裏腹に、実際の交渉には発展していない現状を伝えた。

 記事によれば、上田については「フェイエノールトでの活躍と日本代表でのプレーによって、プレミアリーグやブンデスリーガのクラブとの関連が取り沙汰され、最近になってイプスウィッチとブライトンの名前が具体的に浮上した」と報じたが、「両クラブは新たなストライカー候補として上田をリストアップしているとされる。しかし、フェイエノールトとイプスウィッチ、あるいはブライトンとの間で交渉は行なわれておらず、クラブは日本人FWに関する正式オファーをまだ受け取っていない」と続けている。
 
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