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日本代表

上田綺世の去就に現地蘭メディアが見解「プレミアリーグへ行くチャンスを待っている」

THE DIGEST編集部

2026.08.26

フェイエノールトで新シーズンをスタートさせた上田だが、今後の移籍市場でどのような展開が待っているのだろうか。(C) Getty Images

フェイエノールトで新シーズンをスタートさせた上田だが、今後の移籍市場でどのような展開が待っているのだろうか。(C) Getty Images

 フェイエノールトの日本代表FW上田綺世の去就は、夏の移籍市場が終盤を迎える中でも、依然として不透明な状況が続いている。昨季のエールディビジで得点王に輝いた上田は、シーズン終了後から他クラブからの関心が取り沙汰され、今夏の退団が確実視される時期もあったが、現時点ではフェイエノールトに残留したまま新シーズンを迎えている。
 
 もっとも、それは決して上田に対する関心が乏しいからではないようだ。フェイエノールトのクラブ専門メディア『FR-FANS.NL』は、「上田は選り好み、ひとまずフェイエノールトを選択」と題して、その現状を紹介した。

 同メディアはまず、上田を「わずか1シーズンで、議論の多かったストライカーから、フェイエノールトで最も重要な選手のひとりへと成長した」として、昨季リーグ戦31試合で25得点、公式戦全体では40試合26得点を記録してライバルを大きく上回り、シーズン終了後には得点王に贈られる「ウィリー・ファン・デル・カイレン・トロフィー」を手にした偉業を評価している。

 さらに、リーグ戦では約2535分に出場して25ゴール、つまり90分換算では0.89得点という得点効率の良さを強調。100本以上のシュートを放ち、データ専門サイト『FBref.com』のデータでは枠内シュートが46本に達したこと、25得点のうちPKによるものはわずか1点だったことも紹介した。

 ズウォレ戦で圧巻の4ゴールを奪い、12月初旬の段階で18得点に到達したかと思えば、その後はリーグ戦7試合連続でノーゴールと紆余曲折を経ながら、最終的には復調して数字を伸ばした彼が、日本代表としても北中米ワールドカップで全4試合に出場して2得点を記録したことで、「さらに国際的な評価も高めた」と同メディアは綴っている。

 こうした実績から、「当然ながら移籍市場でも人気銘柄となり、エバートン、トッテナム、リーズ・ユナイテッド、ブライトンなど複数のプレミアリーグ勢との関連が伝えられ、その後はブライトンやイプスウィッチ・タウンが有力候補として浮上。ドイツ方面からの関心もあった」という上田。なかでも具体的な動きを見せたのがトルコの名門フェネルバフチェで、「2000万ユーロ(約34億円)を超えるオファーにフェイエノールト側も交渉に応じる姿勢を見せていた」と同メディアは伝えた。

 しかし、「上田本人がイスタンブール行きを望まず、移籍はひとまず消滅したようだ。ブライトンも候補として残ったものの、上田は同クラブの獲得リストで最優先ではないとされている」。同メディアは、日刊紙『Algemeen Dagblad』のフェイエノールト番であるミコス・ハウカ記者による「上田は何よりも、プレミアリーグへ行くチャンスを待っている」との情報も紹介した上で、「フェイエノールトを本気で売却へ動かすようなイングランドからのオファーは、今のところ届いていない」と現状を説明している。
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