レアル・マドリーからのレンタルで、今季からビジャレアルに加入した久保建英。ここまでラ・リーガ4試合でプレーしているが、いずれも後半途中からの出場に終わっている。
74分からピッチに立って幾つもの好プレーを披露したバルセロナ戦以降、久保のスタメン入りを求める声はにわかに高まっていた。しかし、ウナイ・エメリ監督は自身の方針を変えることなく、地元メディアの多くが先発出場を予想した4節アラベス戦でも、19歳の日本人クラックをベンチに座らせ、残り15分でようやくゴーサインを出した。
これについては、ファン、メディアだけでなく、久保の所有クラブであるマドリーも不満を抱いているようだ。同クラブの専門メディア『Defensa Central』は「マドリーは、ビジャレアルが約束を守らず、久保に出番を与えないことに怒っている」と報じている。
「久保のレンタルを強く望んだにもかかわらず、ウナイ・エメリ監督はここまでの4試合でわずか49分間しかプレーさせていない」
この現状は、マドリーや久保にとって利益に反するものであり、大きく改善されるべきだと指摘する同メディア。バルサ戦の後には、久保の力を信じ、状況を静観する構えであると綴っていたが、エメリ監督の“頑固さ”に痺れを切らしたといったところだろうか。
その指揮官はアラベス戦後、久保の起用については本人とじっくり話していると明かし、「左サイドなど、様々なポジションに適応してほしい」と彼への希望を語っている。そしてスタメン起用については、「いずれチャンスは来る」と慎重であることを窺わせた。
となれば、3日に行なわれる5節のアトレティコ・マドリー戦でも、久保のベンチスタートが予想されるところだが、スペインの大手メディア『AS』と『MARCA』はともに、現時点での予想メンバーとして、2列目右サイドに久保の名を記している。
また、「好調な久保がこの試合でスタメンを飾る」と綴った『sportskeeda』のように、彼がサムエル・チュクウェゼに取って代わると見る国外メディアも少なくない。これらの根拠としては、やはり過密日程ということがあるかもしれない。
5戦目にして、ついに久保は試合開始をピッチ上で迎えることができるか。あるいは、エメリ監督は信念を曲げないのか。その場合、マドリーをはじめとして、周囲がどう反応するかも気になるところだ。
構成●THE DIGEST編集部
74分からピッチに立って幾つもの好プレーを披露したバルセロナ戦以降、久保のスタメン入りを求める声はにわかに高まっていた。しかし、ウナイ・エメリ監督は自身の方針を変えることなく、地元メディアの多くが先発出場を予想した4節アラベス戦でも、19歳の日本人クラックをベンチに座らせ、残り15分でようやくゴーサインを出した。
これについては、ファン、メディアだけでなく、久保の所有クラブであるマドリーも不満を抱いているようだ。同クラブの専門メディア『Defensa Central』は「マドリーは、ビジャレアルが約束を守らず、久保に出番を与えないことに怒っている」と報じている。
「久保のレンタルを強く望んだにもかかわらず、ウナイ・エメリ監督はここまでの4試合でわずか49分間しかプレーさせていない」
この現状は、マドリーや久保にとって利益に反するものであり、大きく改善されるべきだと指摘する同メディア。バルサ戦の後には、久保の力を信じ、状況を静観する構えであると綴っていたが、エメリ監督の“頑固さ”に痺れを切らしたといったところだろうか。
その指揮官はアラベス戦後、久保の起用については本人とじっくり話していると明かし、「左サイドなど、様々なポジションに適応してほしい」と彼への希望を語っている。そしてスタメン起用については、「いずれチャンスは来る」と慎重であることを窺わせた。
となれば、3日に行なわれる5節のアトレティコ・マドリー戦でも、久保のベンチスタートが予想されるところだが、スペインの大手メディア『AS』と『MARCA』はともに、現時点での予想メンバーとして、2列目右サイドに久保の名を記している。
また、「好調な久保がこの試合でスタメンを飾る」と綴った『sportskeeda』のように、彼がサムエル・チュクウェゼに取って代わると見る国外メディアも少なくない。これらの根拠としては、やはり過密日程ということがあるかもしれない。
5戦目にして、ついに久保は試合開始をピッチ上で迎えることができるか。あるいは、エメリ監督は信念を曲げないのか。その場合、マドリーをはじめとして、周囲がどう反応するかも気になるところだ。
構成●THE DIGEST編集部