2009年にクリスチアーノ・ロナウドからアメリカ・ラスベガスのホテルで性的暴行を受けたとの、アメリカ人女性による2018年の告発は、大きな騒動を巻き起こしたが、2019年に訴えが取り下げられたことで、完全に収束したと見られていた。
しかし、問題は再燃することとなった。被害を受けたというキャスリン・マヨーガさんが、今度は21万ドル(約2230万円)の賠償を求めて民事訴訟を起こしたからだ。
この"事件"は、マヨーガさんが合意の上でC・ロナウドのホテルに部屋に入った後、暴行を受けたと訴えたもので、1年後にC・ロナウド側からこの件に関して秘密を守るという約束で37万5000ドル(約4000万円)が支払われたと明かし、その契約書まで公開していた。
現地警察も捜査に乗り出したが、マヨーガさんの証言が不十分であり、監視カメラの映像も残っていないなど、証拠不十分と判断され、昨夏、ネバダ州検察は不起訴とすることを決定した。
『Daily Mail』など複数のメディアが報じたところによると、今回、民事訴訟という形で再び行動を起こした理由について、マヨーガさんは、秘密保持契約は自身の精神状態が正常でなかった時に強制されたものだからとしている。
これに対し、C・ロナウド側は「原告が(精神状態が正常でなかったことに対する)証拠を出せない」として棄却するよう要請したものの、裁判所はマヨーガさんから医師の診断書などが提出されていることもあり、訴訟を認める判決を下した。
裁判所は、12月までに審理日を決定するよう命じており、これによってC・ロナウドが法廷に立たされる可能性も出てきた。
2年前にこの件が発覚した際、C・ロナウドは終始「フェイクニュース」だと否定し、「苛立たしい。自分だけでなく、家族も苦痛を感じている」とも語っていた。家族や知人、所属クラブのユベントス、さらには母国ポルトガルの大統領からも擁護され、平穏を取り戻していたが、再燃したスキャンダルの渦中に身を置くことに……。
果たして、この裁判によっていかなる真実が明らかにされるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
しかし、問題は再燃することとなった。被害を受けたというキャスリン・マヨーガさんが、今度は21万ドル(約2230万円)の賠償を求めて民事訴訟を起こしたからだ。
この"事件"は、マヨーガさんが合意の上でC・ロナウドのホテルに部屋に入った後、暴行を受けたと訴えたもので、1年後にC・ロナウド側からこの件に関して秘密を守るという約束で37万5000ドル(約4000万円)が支払われたと明かし、その契約書まで公開していた。
現地警察も捜査に乗り出したが、マヨーガさんの証言が不十分であり、監視カメラの映像も残っていないなど、証拠不十分と判断され、昨夏、ネバダ州検察は不起訴とすることを決定した。
『Daily Mail』など複数のメディアが報じたところによると、今回、民事訴訟という形で再び行動を起こした理由について、マヨーガさんは、秘密保持契約は自身の精神状態が正常でなかった時に強制されたものだからとしている。
これに対し、C・ロナウド側は「原告が(精神状態が正常でなかったことに対する)証拠を出せない」として棄却するよう要請したものの、裁判所はマヨーガさんから医師の診断書などが提出されていることもあり、訴訟を認める判決を下した。
裁判所は、12月までに審理日を決定するよう命じており、これによってC・ロナウドが法廷に立たされる可能性も出てきた。
2年前にこの件が発覚した際、C・ロナウドは終始「フェイクニュース」だと否定し、「苛立たしい。自分だけでなく、家族も苦痛を感じている」とも語っていた。家族や知人、所属クラブのユベントス、さらには母国ポルトガルの大統領からも擁護され、平穏を取り戻していたが、再燃したスキャンダルの渦中に身を置くことに……。
果たして、この裁判によっていかなる真実が明らかにされるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部