10月9日、オランダ・ユトレヒトで行なわれた日本対カメルーンの国際親善試合は、スコアレスドローに終わった。
日本は試合開始から精力的にアフリカの強豪にプレッシャーをかけていくが、攻撃が機能せず、試合を通して作った得点機はわずか。カメルーンの堅牢を破れず、大部分の時間帯で相手に主導権を握られることとなった。
日本は10か月ぶり、カメルーンは7か月ぶりの実戦という前例のない状況は、攻撃面での組織に大きな影響を与えたようだが、ゴール前でのスペクタクルに欠けた一戦を、カメルーンのメディア『Afrik』は「互いに背中を向け合った」「勝者のない戦い」と表現している。
一方、『Frontires d’Afrique』は「コロナの影響でカタール・ワールドカップ予選を戦えずにいる日本は、久々の試合を勝利で祝おうとしたが、確固たる決意を持った“不屈のライオン”がそれを阻止した」と報じた。
また同メディアは、ボール支配率(カメルーン56%、日本44%)、パス成功率(カメルーン79%、日本73%)ともに自国が上回り、主導権を握っていたことを示したものの、枠外シュート数(カメルーン1本、日本4本)では下回ったことも伝えている。
アフリカ全体のスポーツを網羅する『SPORT NEWS AFRICA』は、カメルーンの視点に立って「幾つかのチャンスを日本に作られたが、GKオンドアによって救われた」「若い戦力に期待がかけられたが、経験豊富な日本人たちによって苦労させられていた」と報じた。
日本に対しては、「カメルーンのスピードに対し、日本は強い圧力で応えた。“サムライ”には2度の得点機があったが、オンドアの牙城は崩せなかった」。試合については、「前後半ともに、ほとんど何も変わらなかった。ともにチャンスは少なく、それを活かすこともできずに終わった。両チームともに違いは生み出せなかった」と厳しく評している。
久々の試合は、カメルーン側から見ても物足りないものとなったようだが、ここでの反省をどれだけ次の戦いで活かせるかが注目される。日本は13日、同じくアフリカの雄であるコートジボワールと対戦する。
構成●THE DIGEST編集部
日本は試合開始から精力的にアフリカの強豪にプレッシャーをかけていくが、攻撃が機能せず、試合を通して作った得点機はわずか。カメルーンの堅牢を破れず、大部分の時間帯で相手に主導権を握られることとなった。
日本は10か月ぶり、カメルーンは7か月ぶりの実戦という前例のない状況は、攻撃面での組織に大きな影響を与えたようだが、ゴール前でのスペクタクルに欠けた一戦を、カメルーンのメディア『Afrik』は「互いに背中を向け合った」「勝者のない戦い」と表現している。
一方、『Frontires d’Afrique』は「コロナの影響でカタール・ワールドカップ予選を戦えずにいる日本は、久々の試合を勝利で祝おうとしたが、確固たる決意を持った“不屈のライオン”がそれを阻止した」と報じた。
また同メディアは、ボール支配率(カメルーン56%、日本44%)、パス成功率(カメルーン79%、日本73%)ともに自国が上回り、主導権を握っていたことを示したものの、枠外シュート数(カメルーン1本、日本4本)では下回ったことも伝えている。
アフリカ全体のスポーツを網羅する『SPORT NEWS AFRICA』は、カメルーンの視点に立って「幾つかのチャンスを日本に作られたが、GKオンドアによって救われた」「若い戦力に期待がかけられたが、経験豊富な日本人たちによって苦労させられていた」と報じた。
日本に対しては、「カメルーンのスピードに対し、日本は強い圧力で応えた。“サムライ”には2度の得点機があったが、オンドアの牙城は崩せなかった」。試合については、「前後半ともに、ほとんど何も変わらなかった。ともにチャンスは少なく、それを活かすこともできずに終わった。両チームともに違いは生み出せなかった」と厳しく評している。
久々の試合は、カメルーン側から見ても物足りないものとなったようだが、ここでの反省をどれだけ次の戦いで活かせるかが注目される。日本は13日、同じくアフリカの雄であるコートジボワールと対戦する。
構成●THE DIGEST編集部