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海外サッカー

南野拓実のWBA戦出番なしに現地ファンも不満!専門メディアは「今後の数週間が極めて重要」と指摘

THE DIGEST編集部

2020.12.28

現地メディアは、月末日までの試合のどこかで、南野がが中心的な役割を担うことになると予想した。(C)Getty Images

現地メディアは、月末日までの試合のどこかで、南野がが中心的な役割を担うことになると予想した。(C)Getty Images

 プレミアリーグ第15節のWBA戦でベンチスタートとなった南野拓実は、前節クリスタル・パレス戦に続くスタメン、そしてゴールも期待されていたが、最後までユルゲン・クロップ監督から声がかかることはなかった。

 試合は、ホームのリバプールが12分にサディオ・マネのゴールで先制するも、追加点を奪うことができず、82分、CKからセミ・アジャイのヘッド弾を許してしまう。アンフィールドでのリーグ連続無敗記録を67に伸ばしたとはいえ、試合内容やデータ(ポゼッションは8割に迫り、シュート数は相手の3倍以上)からすれば、勝点2を失ったと表現するに相応しい一戦だった。

 レッズの戦士たちには、一部を除けば現地メディアからは厳しい評価が下されたが、ファンの中には、南野が起用されなかったことに不満を持つ者も少なくなく、英国のサッカー専門メディア『THE BOOT ROOM』は、SNSに寄せられたそういった現地ファンの声を多く紹介している。
 
「ベンチでは何の意味もない。先週はゴールを挙げ、今週はメンバー落ち。南野こそプレーするべきなのに……」
「前節で結果を残した南野のプレーを見られず、(ディボック・)オリギがプレー? 全く納得できない」
「クリスタル・パレス戦で好パフォーマンスを見せたのに、ピッチにさえ立てない南野に対し、気の毒な感を禁じ得ない……」
「ハーフタイムで南野が出てこないのに驚いた。後半のリバプールは、2点目を取ろうという選手の意識が希薄であり、試合を殺してしまった」

 このことからも、ゴールだけでなく、前線の左サイドで縦横に広く精力的に動き回り、効果的なプレーで攻撃を活性化させた前節の南野の雄姿が、ファンの心や記憶に焼き付いていることが窺い知れる。

 WBA戦では、南野がアンフィールドで初得点を記録できるかということも興味のひとつであり、これも今後にお預けとなったが、リバプールの専門メディア『LIVERPOOL.COM』は、12月30日のニューカッスル戦、1月4日のサウサンプトン戦ではチャンスが訪れていると見ている。
 

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