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「クラブに関わる全ての皆様に感謝」J1リーグ9月度優秀監督賞は清水の新指揮官!MVPの西澤とともにダブル受賞!

サッカーダイジェスト編集部

2019.10.13

9月度の「月間優秀監督賞」を受賞した清水の篠田監督。(C)SOCCER DIGEST

 Jリーグは10月11日に、最も優れた指揮をした監督を表彰する「月間優秀監督賞」の9月度の受賞者を発表。J1では清水の篠田善之監督、J2では岡山の有馬賢二監督、J3では富山の安達亮監督が選出された。

 篠田監督は2018年から清水のコーチを務めると、今年5月に解任されたヤン・ヨンソン監督の後任として、トップチームの監督に就任。9月では、25節の鹿島戦で0-4の完敗を喫したものの、その後の2試合で連勝し、すぐさまチームを立て直してみせた。また、清水からはMF西澤健太も9月の月間MVPに選ばれており、監督、選手揃ってのダブル受賞となっている。

 選考委員の原博実氏は、「9月2連勝、夏の移籍で北川航也が抜けた穴を上手くカバー。 西澤健太、河井陽介、金子翔太の2列目がどんどん飛び出す小気味の良い攻撃が出来ている」と篠田監督の手腕を評価している。

 そのほか、J2部門の有馬監督に対しては、「イ・ヨンジェ、中野誠也、仲間隼斗の前線 3 人の攻撃力を上手く活かしている。プレーオフ圏内を目指す」とし、J3部門の安達監督については、「9月3連勝、12 得点無失点は文句なし。この勢いで昇格争いに加わっていきたい」と選出理由を述べている。

 受賞者3名のコメントは以下の通り。
 
【J1】
●篠田善之監督(清水)
「J1リーグ9月度月間優秀監督賞に選出いただき、大変光栄に思います。これは選手、スタッフ、サポーターが一丸となって戦ってきた結果、得られた賞だと思いますし、クラブに関わる全ての皆様に感謝したいと思います。今シーズン残りリーグ6試合と天皇杯もありますが、最後まで全員が一つになり、応援いただいている全ての皆さんのご期待に応えられるよう、チームの目標に向かって一戦一戦戦ってまいります。清水エスパルスをよろしくお願いいたします」

【J2】
●有馬賢二監督(岡山)
「まず、このような賞をいただき、大変嬉しく光栄に思います。この賞は、選手の頑張り、チームスタッフの支え、そしてクラブ関係者、クラブを支 えてくださる方々、チームを応援してくれるサポーターの皆さんの後押しがあったおかげです。みんなで喜び合いたいと思います。これからのシーズン終盤、自分たちが積み上げてきたものを信じて、選手、スタッフと共に『岡山の夢』『チームの目標』に向けて、目の前の一試合一試合を全力で戦っていきたいと思います。これからも応援をよろしくお願いします」

【J3】
●安達亮監督(富山)
「9月のJ3月間優秀監督賞に選出され、大変光栄に思います。この賞は自分というよりは、チームスタッフ、選手、クラブスタッフ、そしてファン、サポーターの皆さんが一丸となった結果だと思います。ただ個人的なことを言うと7、8、9月の受賞者が、自分の母校である市立船橋高校関係者で続いたことを嬉しく思っています。残り少ないシーズンも最後まで努力をしていきたいと思います」

構成●サッカーダイジェスト編集部