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日本代表

初スタメン&アシストでMVPに!“非の打ちどころがない”香川真司に現地メディアは「今後もPAOKに多くをもたらす」

THE DIGEST編集部

2021.03.04

現地メディアは香川を「全てのプレーから、クオリティーの高さが窺えた」と称えた。写真:ZUMA Pressアフロ

現地メディアは香川を「全てのプレーから、クオリティーの高さが窺えた」と称えた。写真:ZUMA Pressアフロ

 3月3日(現地時間)、ギリシャの国内カップ準々決勝・第2レグが行なわれ、PAOKはラミアと1-1の引き分け。合計スコア6-3で6年連続の4強入りを果たした。

 同カップでは過去7度の優勝を誇り、2016-17シーズンからは3連覇も達成している強豪PAOKは、ホームでの第1レグで5-2と大差をつけていたこともあり、パブロ・ガルシア監督はこの第2レグでスタメンの変更に着手。そこで抜擢された中のひとりが、香川真司だった。

 約1か月前にPAOKに加入し、ここまで6戦で途中出場にとどまっていた日本人MF。昨秋のサラゴサ退団からのブランクのために、なかなか90分間を戦えるだけのコンディションが整わずにきたが、特別プログラムを組んで改善に努めてきたチーム側から、ついにゴーサインが下った。

 トップ下として試合開始の笛を聞いた香川は、9分に長いドリブルからパスでチャンスを創出すると、その3分後、ペナルティーエリア内でマイナスのクロスを受け、切り返しから背後にいたニカ・ニヌアにラストパス。ダイレクトでのシュートは決まり、香川は初のアシストを記録した。

 その後も多くのプレーに絡み、CKではキッカーも務めた香川。ボールを持たない場面でも、しきりに味方に指示を送るなど、攻撃のリーダーとしての役割をしっかりと果たした。試合はPAOKが前半終了間際にPK失敗で追加点のチャンスを逸し、逆に52分に健闘するラミアの同点ゴールを許したが、第1レグでのリードもあり、危なげなく試合を終えた。
 
 アシストという目に見える結果を残した香川に対し、現地メディアも軒並み高評価。日刊紙『ETHNOS』は「初めて90分間プレーした香川はポジティブな存在感を示し、プレーのリズムを取り戻した」と綴っている。

 採点でチーム最高の「8」(10点満点)をつけたスポーツメディア『SDNA』は、「指揮官の“実験的”なラインアップの下で初めてスタメンとして登場した日本人選手は、適切なボールキープからニヌアにラストパスを提供するという彼の“美徳”を披露するのに14分しか要しなかった」と称賛する。

 さらに同メディアは、香川をこの試合のMVPに選定し、「90分間、試合の組み立てやパスなど、非の打ちどころのないプレーを披露。今後、継続してピッチに立つことで、PAOKに多くのものをもたらすことは間違いない。全てのプレーから、クオリティーの高さが窺えた」と31歳の背番号23に賛辞を送った。

 PAOKの専門メディア『INPAOK』も「香川はスタッフに代わり、チームをリードした」とポジティブに評したが、「数日後の試合に向けてアムル・ワルダに役割を託した」とも綴っており、次戦のギリシャ・スーパーリーグ第25節アリス戦(3月7日)では疲労も考慮して再びベンチに座る可能性を示唆している。

 PAOKには今後、リーグ、カップ戦ともに重要な試合が多く控えるが、その前に期待の香川がフル稼働できる目途がついたことは、このラミア戦における大きな収穫のひとつだったと言えよう。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】抜群の状況判断で絶妙な落とし!香川真司のギリシャ初アシスト
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【動画】抜群の状況判断で絶妙な落とし!香川真司のギリシャ初アシスト

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