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アッズーリに復権の兆し?イタリア国民の期待を背負う「ドンナルンマ世代」を一挙紹介

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2019.10.18

ローマで主軸を担うザニオーロ。左足の技術はすでに世界トップ水準だ。(C) Getty Images

●ITALY イタリア
【注目の新世代】1999年~2000年生まれ
【主な実績】18年U-19欧州選手権準優勝、19年U-20ワールドカップ4位

 イタリアの99~00年代は、近年では随一の〝豊作〞だ。18年のU-19欧州選手権で準優勝し、多くの主力を欠いた今夏のU-20W杯でも4位という好成績を収めている。

 世代の筆頭格は10代にしてミランとアッズーリの守護神に定着したドンナルンマ。スピード豊かなオーバーラップが光る左SBのルカ・ペッレグリーニ、左利きの技巧派ザニオーロ、「ピルロとデ・ロッシを足して二で割ったレジスタ」と評判のトナーリ、そして類稀な身体能力を誇るケーンという4人も、同じくすでにA代表入りしている。
 
 また、ビルドアップ能力に優れたレフティーのCBバストーニ、各年代代表でエースを張ってきたピナモンティ、逆足のウイングのソッティルなども、クラブでの活躍次第ではいつアッズーリに引き上げられても不思議はない。

 17年11月に実に60年ぶりのW杯予選敗退という醜態を晒し、世代交代を含めた復権を期するアッズーリにとって、この「ドンナルンマ世代」はいわば希望の星だ。

【注目世代の主な顔ぶれ】
GK
ジャンルイジ・ドンナルンマ 99年2月25日生まれ、ミラン所属
アレッサンドロ・プリッザーリ 00年3月12日生まれ、リボルノ所属

DF
ルカ・ペッレグリーニ 99年3月7日生まれ、カリアリ所属
アレッサンドロ・バストーニ 99年4月13日生まれ、インテル所属
マッテオ・ガッビア 99年10月21日生まれ、ミラン所属
ルカ・ラニエリ 99年4月23日生まれ、フィオレンティーナ所属

MF
サンドロ・トナーリ 00年5月8日生まれ、ブレッシャ所属
ニコラ・ザニオーロ 99年7月2日生まれ、ローマ所属

FW
モイゼ・ケーン 00年2月28日生まれ、エバートン所属
アンドレア・ピナモンティ 99年5月19日生まれ、ジェノア所属
リッカルド・ソッティル 99年6月3日生まれ、フィオレンティーナ所属
ミルコ・アントヌッチ 99年3月11日生まれ、ローマ所属

※『ワールドサッカーダイジェスト』2019年10月17日号より転載
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