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海外サッカー

19歳でマンU入りした“ロナウジーニョ2世”が表舞台から消えたワケ「怪我をしてもなお、ハンバーガーを食べ続けた」

THE DIGEST編集部

2021.07.20

粒ぞろいだったマンUで大きな期待を寄せられたアンデルソン。しかし、“サッカーの母国”で自慢のダイナミズムを発揮するには至らなかった。(C)Getty Images

粒ぞろいだったマンUで大きな期待を寄せられたアンデルソン。しかし、“サッカーの母国”で自慢のダイナミズムを発揮するには至らなかった。(C)Getty Images

 サッカー界には成功を収めた数多くのスターがいる。その一方で、「超逸材」と飛躍を期待されながら、実力を発揮しきれずに表舞台から消え去った選手も少なくない。

 元ブラジル代表MFのアンデルソンも、そんな“消えた天才”のひとりだろう。

“サッカー王国”ブラジルの超名門グレミオの下部組織出身だったアンデルソンは、同クラブ出身の偉大なる先達でもあるロナウジーニョとも比較された。2005年に開催されたU-17ワールドカップでは、母国を準優勝に導くとともに大会MVPも獲得し、名実ともに彼の名は世界に知れ渡った。

 ブラジルが生んだ天才MFをヨーロッパのメガクラブが見逃すはずがなく、2006年1月にポルトガルの名門ポルトに移籍していたアンデルソンは、2007年の夏にマンチェスター・ユナイテッドへのステップアップを果たした。

 19歳でのマンチェスター・U入団――。まさに誰もが羨むキャリアを歩んでいたアンデルソンだったが、数多のタレントがそうであったように、彼もまた私生活での不摂生によってスター街道から外れていく。
 
 この当時のアンデルソンの振る舞いを同胞が語っている。兄ファビオとの双子SBとしてマンチェスター・Uでプレーしていたラファエル・ダ・シウバは、自身の自伝のなかで「彼は狂ったほどの食生活を送っていた」と証言している。

「移動で使った高速道路でサービスエリアへ寄るたびに、アンデルソンは『マクドナルドだぞ、マクドナルドだ!』って叫んでいた。あれは本当にクレイジーだと思ったね。プレーをしているうちはまだ大丈夫だったんだ。でも、怪我をしてもなお、彼はハンバーガーを食べ続けていた。食生活が彼に大きな影響を及ぼしていたのは明らかだった」

 さらに「僕らは彼のフットボールにおける才能が大好きだった」と語ったR・ダ・シウバは、「彼がハンバーガーに魅了されていなければ、世界一の選手になっていた」と断言した。

 結局、2019年に32歳で現役引退を決断したアンデルソン。「もしも、ハンバーガーに魅了されていなければ、世界一の選手になっていた」というチームメイトの言葉は、他でもない本人が誰よりも痛感しているかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】ロナウジーニョを彷彿とさせる魔術アシスト! アンデルソンのマンU時代のハイライトはこちら
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