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海外サッカー

「W杯を4連覇しても超えられない」元アルゼンチン代表のレジェンドがメッシのマラドーナ超えに異論!「比較は不可能だ」

THE DIGEST編集部

2021.07.18

アルゼンチンが生んだふたりの天才、マラドーナ(左)とメッシ(右)。ケンペス氏がユニークな比較論を展開した。(C)Getty Images

アルゼンチンが生んだふたりの天才、マラドーナ(左)とメッシ(右)。ケンペス氏がユニークな比較論を展開した。(C)Getty Images

 去る7月10日(現地時間)に行なわれたコパ・アメリカ決勝は、ホスト国のブラジルを破ったアルゼンチンが28年ぶりの戴冠を果たした。

 長きに渡ってA代表の国際タイトルと無縁だったアルゼンチンにとって、“宿敵”を破っての南米制覇はこれ以上にない喜びとなった。チームはもちろん、ファンやメディアも大きく湧き立ち、まさに国中がお祭り騒ぎ。そんななかで、おそらく誰よりも感慨に浸ったのは、ナンバー10を背負うリオネル・メッシだっただろう。

 2006年のA代表デビューから苦節15年だ。チリの軍門に降った2016年のコパ・アメリカ・センテナリオ(100年記念大会)決勝後には、自身への失望から代表引退を決意したこともあったメッシだが、翻意して継続した挑戦がついに実を結んだのである。

“無冠の天才”とも揶揄されたメッシのタイトル奪取に世界が関心を示すなか、興味深い持論を展開した人物がいる。元アルゼンチン代表FWのマリオ・ケンペス氏だ。

 現役時代にアルゼンチンの絶対的エースとして君臨した氏は、祖国で開催された1978年のワールドカップでは得点王とMVPをダブル受賞して、優勝に導いた英雄だ。

 引退後は、歯に衣着せぬ発言が代名詞のご意見番として人気を博してきた。そんな往年のレジェンドは、米放送局『ESPN』のメキシコ版で、今回のメッシの戴冠劇について「メッシがどんなに勝とうともディエゴを超えることはあり得ない」と訴えたのである。
 
 ケンペス氏の言うディエゴとはほかでもない、昨年11月に急逝したディエゴ・マラドーナ氏だ。言わずと知れたアルゼンチン・サッカー界の“神”は、メッシとプレースタイルなどから比較されることが少なくない。

 案の定、メッシが代表タイトル、それもマラドーナ氏が3度(1979、87、89年大会)挑戦して掴めなかったコパ・アメリカを手にした直後には、各国メディアを中心に「どちらが最強か」との論争が再燃した。

 そうした風潮をくさすようにケンペス氏は次のように主張したのだ。

「メッシが不幸だったのは、ディエゴ・マラドーナの後継者となってしまったことだ。彼の後に出てきたことで、ディエゴを追い抜くのはとても難しくなった。彼は世界中から熱烈な崇拝を受けているからね。ディエゴよりも優れた選手になるのは、たとえワールドカップを4連覇しても達成できない。そしてなによりメッシはまだ、ワールドカップで勝っていないだろ」

 続けざまにケンペス氏は、「どんなタイトルであろうとも、ディエゴが成し遂げたものとの比較は不可能だ」と話す。かつて自らを押しのけるようにアルゼンチン・サッカー界で鮮烈な輝きを放った偉才の功績は、レジェンドにとっても色褪せていないようだ。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】永遠なる伝説! 1986年のイングランド戦でマラドーナが魅せた5人抜きはこちら
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