本田圭佑が加入したリトアニア１部リーグのスードゥバは９月18日、アウェーでダイナヴァと対戦。激しい戦いの末、２－１で勝利し、勝点58で２位ジャルギリスとの差を６ポイントに広げた。本田圭佑はこの試合には登録されなかった。

　リトアニア公営放送の『LRT』が報じたところによると「彼がいつフィールドに立つかは監督次第だが、どれだけ早くチームに適応できるか、近い将来に期待している」と、スードゥバのアンドリウス・ムラウスカス会長は記者会見で語ったという。

　また、リトアニアメディアの『15min.lt』のマンタス・クラスニックス氏は本田がリトアニアに移った理由として、主に２つのことを挙げている。１つ目は、リトアニアでのシーズンが年明け前に終わってしまうため、短期的なチャレンジをしたいと思っていること。２つ目の理由は、スードゥバがリーグチャンピオンになる可能性が高いことである。
  　18日の試合でゴールを２つ決めてチームを勝利に導いたチームメートのシャビ・アウズメンディは本田に対して、「彼の能力を疑問視する人はいない。彼はミランをはじめとする有名クラブで世界大会に出場したこともあるトップクラスの選手だ。本田の入団の知らせは本当に驚きだった。彼は準備万端で、間違いなくチームに貢献してくれると思う。チーム全員にとって、このレベルのサッカー選手と一緒にプレーすることは興味深く、良いことだと思う」と語った。

　本田の新たな所属クラブとなるスードゥバは2017年から2019年にかけてリーグを３連覇。昨年は２位で終えたが、今季はここまで36試合中27試合を消化し、18勝５敗４分でリーグトップを走っている。今季残すところ９試合だ。

　ストゥーバの次の試合は、現地時間26日に行なわれるホームでのバンガ戦だが、本田が出場し、インパクトを与えることはできるかに注目したい。

構成●THE DIGEST編集部