現地時間9月19日、ラ・リーガ第5節が行なわれ、マジョルカはビジャレアルと0-0で引き分けた。
昇格組のマジョルカが、ホームにチャンピオンズ・リーグ出場組である強豪ビジャレアルを迎えた一戦だが、ここまでは前者が2勝1分け1敗と健闘しているのに対し、後者はここまで3戦(消化試合が1つ少ない)全て引き分けということもあり、ともに勝点3を目指して試合に臨んだ。
またビジャレアルといえば、久保建英が昨季所属して苦闘したということからも、因縁の対決として注目されたが、2列目右サイドで試合開始を迎えた背番号17は、攻撃では効果的なパスを披露し、守備ではスピーディーなペルビス・エストゥピニャンに対応し、精力的に動いてボールを奪取するなど、昨季からの成長ぶりを古巣に見せつけた。82分には彼の鮮やかな縦パスからマシュー・ホッペのゴールが生まれたかに思われたが、これはオフサイドで取り消された。
久保は90分にイ・ガンインとの交代でベンチに退き、チームは終盤にアウェーチームの攻勢に遭って危ない場面を幾度も迎えたが耐えしのいで、ビジャレアルの初勝利を阻むとともに、勝点1を手にした。試合後、敵将ウナイ・エメリは、久保を含めたマジョルカのチームについて「インテリジェンスのある選手と効果的な戦い方を知るベテランで良く構成されたチームであり、アイデアや自信を持っている」と印象を語っている。
この試合で見せたパス13本の成功率が100%を誇り、両チーム単独最多となるキーパス(味方のシュートに繋がるパス)を放つなど(『Whoscored.com』より)、効果的かつ正確なプレーを随所に見せた久保。前述の守備面での働きを含め、勝点1奪取に貢献したと言えるが、一方でゴールを生み出せずに勝点2を失ったという見方もあるようで、それによって現地メディアの評価も分かれることとなった。
マドリードのスポーツ紙『AS』は3点満点中の「2」を与え、オフサイドとなった前述のホッペのシュート場面について「クボを起点にしての良いプレー」と記述。バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』も他の大多数のチームメイト同様「2」となったが、マドリードのもうひとつのスポーツ紙『MARCA』は、チャンスを作りながらも得点が生まれなかったこの試合自体に対する評価が低く、選手に対しても同様で、久保の採点は両チームの大多数の選手と同じく「1」に止まった。
昇格組のマジョルカが、ホームにチャンピオンズ・リーグ出場組である強豪ビジャレアルを迎えた一戦だが、ここまでは前者が2勝1分け1敗と健闘しているのに対し、後者はここまで3戦(消化試合が1つ少ない)全て引き分けということもあり、ともに勝点3を目指して試合に臨んだ。
またビジャレアルといえば、久保建英が昨季所属して苦闘したということからも、因縁の対決として注目されたが、2列目右サイドで試合開始を迎えた背番号17は、攻撃では効果的なパスを披露し、守備ではスピーディーなペルビス・エストゥピニャンに対応し、精力的に動いてボールを奪取するなど、昨季からの成長ぶりを古巣に見せつけた。82分には彼の鮮やかな縦パスからマシュー・ホッペのゴールが生まれたかに思われたが、これはオフサイドで取り消された。
久保は90分にイ・ガンインとの交代でベンチに退き、チームは終盤にアウェーチームの攻勢に遭って危ない場面を幾度も迎えたが耐えしのいで、ビジャレアルの初勝利を阻むとともに、勝点1を手にした。試合後、敵将ウナイ・エメリは、久保を含めたマジョルカのチームについて「インテリジェンスのある選手と効果的な戦い方を知るベテランで良く構成されたチームであり、アイデアや自信を持っている」と印象を語っている。
この試合で見せたパス13本の成功率が100%を誇り、両チーム単独最多となるキーパス(味方のシュートに繋がるパス)を放つなど(『Whoscored.com』より)、効果的かつ正確なプレーを随所に見せた久保。前述の守備面での働きを含め、勝点1奪取に貢献したと言えるが、一方でゴールを生み出せずに勝点2を失ったという見方もあるようで、それによって現地メディアの評価も分かれることとなった。
マドリードのスポーツ紙『AS』は3点満点中の「2」を与え、オフサイドとなった前述のホッペのシュート場面について「クボを起点にしての良いプレー」と記述。バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』も他の大多数のチームメイト同様「2」となったが、マドリードのもうひとつのスポーツ紙『MARCA』は、チャンスを作りながらも得点が生まれなかったこの試合自体に対する評価が低く、選手に対しても同様で、久保の採点は両チームの大多数の選手と同じく「1」に止まった。