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海外サッカー

「打たないのは飲酒運転と同じ」クロップがプレミアリーグのワクチン接種率の低さに苦言!「理解できない」

THE DIGEST編集部

2021.10.03

リーグ全体のワクチン接種状況の低さを嘆いたクロップ。その言葉は現場の最前線で働く人間らしいものであった。(C)Getty Images

リーグ全体のワクチン接種状況の低さを嘆いたクロップ。その言葉は現場の最前線で働く人間らしいものであった。(C)Getty Images

 新型コロナウイルスの影響はいまだスポーツ界に小さくない反響をもたらしている。サッカー界も例外ではない。

 ヨーロッパの主要リーグでは、人数制限は設けられているものの、有客での試合開催できるようになっている。とりわけイングランドのプレミアリーグは、かつての活況を取り戻しつつある。一方で同リーグは各チームのワクチンの接種率が一向に上がっていないという現実もある。

 英紙『Daily Mail』ら複数メディアは、20チームのなかでチーム内接種率が5割以上なのは7クラブしかないと報道。政府が今後接種率の高いチームの選手に対して、なんらかの「報酬」を与える可能性があるとした。

 強制的なものではないものの、円滑に進んでいないプレミアリーグクラブのワクチン接種の状況に苦言を呈する人は少なくない。リバプールを率いるユルゲン・クロップもそのひとりだ。

 自軍の接種状況について「99パーセントがワクチン接種をした。とくに私が選手たちを説得する必要はなかった。チームのためのより自然な決断だったからだ」と複数メディアの取材で明かした54歳のドイツ人指揮官は、「ワクチンを打たないのは飲酒運転と同じだと考えている」と持論を口にした。

「ビールを1、2杯飲んでもまだ運転できると思ったことは誰にでもあるだろう。だが、法律では運転は許されないから我々は運転しないんだ。もちろん、この法律はビールを飲んで運転したい時に私を守ってくれるものではない。

 あくまで私が酔っている時に他の人たちを守るためのものだ。そして、我々はそれを法律として受け入れている。私にとってワクチンを打つのは全く同じことなんだ。自分を守るためだけにワクチン接種をするのではなく、周りの人たちを守るために打つんだ」
 
 さらに「なぜワクチン接種が自由の制限になるのかが理解できない。もしそうなら、飲酒運転をしてはいけないのも自由の制限になる」と断じたクロップは、こう続けている。

「我々が普通に働くためには現時点でそれしかないんだ。私がワクチンを接種したのは、自分自身のこともそうだが、何よりも周りの人たちのことが心配だったからだ。もしも、私が感染して苦しんでも、それは自分のせいだ。もし自分が感染して周囲に拡散させたら、それは彼らではなく私のせいだ。

 ワクチン接種を終えているかを尋ねることは許可されていないが、例えばタクシーの運転手に『あなたは酔っているのか?』と聞くことは一般的に認められている。私が酔っ払ってオフィスに現れた場合、クラブの人々は私を家に帰したり、クビにすることができる。だが、ワクチンに関して他人に尋ねることはあまり認められていない。本当に素朴な疑問なのだが、私はそれが理解できないんだ」

 アメリカのNBAなどでは、新型コロナウイルス感染防止の規定を厳格化し、ワクチン接種率を上げているが、プレミアリーグが同様の対策を取る可能性はあるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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