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海外サッカー

「悪魔を解き放った」三苫薫、後半出場でハットトリックの離れ業に現地メディアもファンも熱狂!「今日のミトマはバロンドール」

THE DIGEST編集部

2021.10.17

圧巻のパフォーマンスでチームを勝利に導いた三苫への評価は高まるばかりだ。(C)Getty Images

圧巻のパフォーマンスでチームを勝利に導いた三苫への評価は高まるばかりだ。(C)Getty Images

 現地時間10月16日、ベルギー・ジュピラープロリーグ第11節が行なわれ、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)は4-2でスランを下し、首位を守った。

 本拠地スタッド・ジョセフ・マリアンでの一戦は、下位に沈むチームに前半で2点の先行を許す苦しいものとなり、さらにホームチームは前半終了間際の退場劇で数的不利まで背負う羽目となる。そのような追い込まれた状況の中で、後半からピッチに立ったのが、今夏に英国ブライトンからレンタルで加入した三苫薫だった。

 リーグ5戦目を迎えた24歳は、55分、左サイドでボールを受けてペナルティーエリア内に侵入すると、正確にコースを突いたシュートで先制点。76分に同点ゴールを決めたダンテ・ファンゼイルのスルーパスを受けて2点目、さらに90分には左サイドからドリブルで斜め前に突き進んで3人の相手選手を置き去りにし、ゴール前を通り過ぎるところでGKの逆を突くシュートを左隅に流し込んで、ダメを押した。
 
 前節セルクル・ブルージュ戦での初アシストに続く、初ゴール、しかもハットトリックというド派手な結果は、チームを敗戦から救って勝点3をもたらす殊勲のものとなり、ゴール時に全身で喜びを表わしたフェリス・マズ監督は「今日は、みんなが彼のプレーを目撃した。ミトマは素晴らしい選手だ。8月に加入したばかりで、プレーする前に、言葉や文化に適応する時間が必要だったが、今日はチームにとって有用な選手であると証明した。技術的に質の高く、活力に満ちた選手だ」と絶賛した。

 55歳のベルギー人指揮官のコメントはさらに、「監督にとって、日本人のメンタリティーと接するのは非常に素晴らしいことだ。ヘンクではジュンヤ・イトウ、ここではミトマと知り合ったが、彼らはプレーできなくても不満を言わず、これを冷静に受け入れ、むしろ前向きに捉えることができる。ミトマは自身のクオリティーを分かっており、プレー時間が少なくてもネガティブになることはなかった」と、日本人選手への称賛にも広がった。

 クラブも公式サイトで「何という午後、何というユニオンの逆襲!」「2点を失ってから、ミトマが1点を返すまでに多くの時間はかからなかった」「沸騰するスタジアムの中で、ミトマは相手の守備の機能を完全に失わせた。スペクタクルかつ魅力的に我々の問題を解決するとともに、勝利に導いた」とレポートしている。
 

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