現地時間10月18日、プレミアリーグ第8節が行なわれ、アーセナルは2-2でクリスタル・パレスと引き分けて、公式戦での連続無敗記録は6試合に伸びた。
本拠地エミレーツ・スタジアムでの一戦、「ガナーズ」は開始8分でニコラス・ペペの強烈なシュートを相手GKが弾いたところをピエール=エメリク・オーバメヤンが詰めて先制するが、後半に入るとクリスティアン・ベンテケ、オドソンヌ・エドゥアールのゴールでパレスに逆転を許す。しかし、敗色濃厚で迎えた後半アディショナルタイムの9分、アレクサンドル・ラカゼットがリバウンドを反応良く詰め、劇的な形でホームチームに勝点1をもたらした。
この試合の先制ゴールの前、敵陣深くでペペとダイレクトのパス交換を成功させたのが、リーグ戦5試合連続の先発出場を果たした冨安健洋である。右SBとして積極的な上下動を繰り返しながら攻守で奮闘した22歳は、敵陣でのパス、ボールタッチ、デュエル、空中戦、タックル、インターセプトの回数がチーム最多ということで、いかに多くのプレーに絡んだかが分かる。ミケル・アルテタ監督も「良い瞬間と悪い瞬間があったが、彼には本当に満足している」とポジティブな印象を語っている。
しかし、指揮官のコメント通り、背後のスペースを突かれたり、ボールロストを犯すなど拙いプレーもあったことで、現地メディアの多くの評価が及第点かそれ以下に集中することとなった。スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は採点で10点満点中の「6」を与え、英国公共放送『BBC』では視聴者投票による採点で「5.27」。こちらはチームの出場14人中で9番目というものとなった。
他では、日刊紙『Evening Standard』が「5」と及第点以下で、「先制ゴールに結びついたペペとの好連係。しかし、全体的には右SBとして平均的なプレーに終始。素晴らしいデビュー以来、少し落ち込んでいる」と厳しめ。同じく日刊紙の『THE SUN』は「6」で、こちらは以下の通りポジティブな寸評が綴られている。
「ペペとのパス交換で、アーセナルの早い時間での先制ゴールを演出。トーマス・パーテイへの微妙なパスが相手の同点ゴールに結びついたが、これはパーテイがもっとうまくやるべきだった。前節ブライトン戦よりパフォーマンスは大幅に改善された」
専門メディア『football.london』は「ボールを持った場面でパフォーマンス的に乏しい瞬間が多く、敵陣で捕まることもしばしば。多くの人々がウィルフリード・ザハとどう対峙するかに関心を持っていたが、このコートジボワール人が不出場となっても、トミヤスのパフォーマンスは素晴らしいものではなかった」として、採点も「6」止まりだった。
他の専門メディアでは、『90min』が採点「5」で「何度も身体を投げ打ったが、やり過ぎて"有罪"。どこに落ちるか考えずに、ボールをクリアし続けた」、『sportskeeda』は「6.5」で「パレスを止めるために最善を尽くしたが、時に攻撃で無謀になり過ぎた」とネガティブな記述となったが、アーセナルの専門サイト『PAIN IN THE ARSENAL』は「ボールを持たないところで積極的な姿勢を示し、ポジティブなプレーを見せた。幾つかのパスは逸れたが、一方で堅実なプレーが再び見られた」と称賛し、採点も「7」と高かった。
構成●THE DIGEST編集部
本拠地エミレーツ・スタジアムでの一戦、「ガナーズ」は開始8分でニコラス・ペペの強烈なシュートを相手GKが弾いたところをピエール=エメリク・オーバメヤンが詰めて先制するが、後半に入るとクリスティアン・ベンテケ、オドソンヌ・エドゥアールのゴールでパレスに逆転を許す。しかし、敗色濃厚で迎えた後半アディショナルタイムの9分、アレクサンドル・ラカゼットがリバウンドを反応良く詰め、劇的な形でホームチームに勝点1をもたらした。
この試合の先制ゴールの前、敵陣深くでペペとダイレクトのパス交換を成功させたのが、リーグ戦5試合連続の先発出場を果たした冨安健洋である。右SBとして積極的な上下動を繰り返しながら攻守で奮闘した22歳は、敵陣でのパス、ボールタッチ、デュエル、空中戦、タックル、インターセプトの回数がチーム最多ということで、いかに多くのプレーに絡んだかが分かる。ミケル・アルテタ監督も「良い瞬間と悪い瞬間があったが、彼には本当に満足している」とポジティブな印象を語っている。
しかし、指揮官のコメント通り、背後のスペースを突かれたり、ボールロストを犯すなど拙いプレーもあったことで、現地メディアの多くの評価が及第点かそれ以下に集中することとなった。スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は採点で10点満点中の「6」を与え、英国公共放送『BBC』では視聴者投票による採点で「5.27」。こちらはチームの出場14人中で9番目というものとなった。
他では、日刊紙『Evening Standard』が「5」と及第点以下で、「先制ゴールに結びついたペペとの好連係。しかし、全体的には右SBとして平均的なプレーに終始。素晴らしいデビュー以来、少し落ち込んでいる」と厳しめ。同じく日刊紙の『THE SUN』は「6」で、こちらは以下の通りポジティブな寸評が綴られている。
「ペペとのパス交換で、アーセナルの早い時間での先制ゴールを演出。トーマス・パーテイへの微妙なパスが相手の同点ゴールに結びついたが、これはパーテイがもっとうまくやるべきだった。前節ブライトン戦よりパフォーマンスは大幅に改善された」
専門メディア『football.london』は「ボールを持った場面でパフォーマンス的に乏しい瞬間が多く、敵陣で捕まることもしばしば。多くの人々がウィルフリード・ザハとどう対峙するかに関心を持っていたが、このコートジボワール人が不出場となっても、トミヤスのパフォーマンスは素晴らしいものではなかった」として、採点も「6」止まりだった。
他の専門メディアでは、『90min』が採点「5」で「何度も身体を投げ打ったが、やり過ぎて"有罪"。どこに落ちるか考えずに、ボールをクリアし続けた」、『sportskeeda』は「6.5」で「パレスを止めるために最善を尽くしたが、時に攻撃で無謀になり過ぎた」とネガティブな記述となったが、アーセナルの専門サイト『PAIN IN THE ARSENAL』は「ボールを持たないところで積極的な姿勢を示し、ポジティブなプレーを見せた。幾つかのパスは逸れたが、一方で堅実なプレーが再び見られた」と称賛し、採点も「7」と高かった。
構成●THE DIGEST編集部