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Jリーグ・国内

首里城火災に地元クラブFC琉球が再建に向けて活動を表明!「皆様に寄り添い、そして勇気づけること」

サッカーダイジェストWeb編集部

2019.10.31

現在勝点43で15位のFC琉球。今季からJ2に参戦し、38節を終えた時点で残留が決定している。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

現在勝点43で15位のFC琉球。今季からJ2に参戦し、38節を終えた時点で残留が決定している。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 10月31日未明に発生した首里城の火災。半日近く経った13時半になって鎮火が発表された。「正殿」をはじめ「北殿」や「南殿」、「書院」「黄金御殿(くがにうどぅん)」「二階御殿(にーけーうどぅん)」それに、「奥書院(おくしょいん)」の7棟が焼失した。

 富川盛武副知事は「全県民ショックを受けて、うちひしがれている。首里城は沖縄のアイデンティティー、心であり沖縄の精神文化だ。県内外、海外のウチナーンチュからも支援したいという声が寄せられている。ちむぐくるを取り戻すという視点から広く対応したい」と語り、玉城知事は「必ず復元する。復元に向けて、多くの皆さんの力をお貸しいただきたい。そのことに沖縄県は全身全霊で取り組んでいく」と決意を示した。

 地元のサッカークラブ、FC琉球のクラブ公式SNSでは以下のようにツイート。

「身が焼けるような思いがする首里城の惨事。沖縄の象徴を目指すクラブとしてできることは、皆様に寄り添い、そして勇気づけることです。FC琉球は今後の首里城再建に向けてできること全てに取り組みます。活動詳細について、後日記載させていただきます」
 さらにFC琉球の、背番号14のFW上門知樹と25番のMF金成純がビデオレターで登場し、「今朝のニュースで首里城の火災を知り、凄くショックを受けています。僕たちに今できることは残り4節、全力で戦い、みなさんに元気や希望を与えることです。復元に向けて共に力を合わせて頑張っていきましょう」とロッカールームからコメントを発表した。

 このメッセージに昨季までチームに所属し、今夏古巣ガンバ大阪に1日復帰を果たし引退した播戸竜二は「沖縄の為に」とコメント。

 またクラブの公式SNSには以下のファン・サポーターの声も寄せられた。

「言葉がみつからない・・・」
「非常に悲しい。受け入れられない現実」
「いち早いご対応に敬意を表します」
「大変な事になり 沖縄の人達の心の拠り所だと思うと自分も悲しいです」

 今後の詳しい活動については随時FC琉球の公式HPやSNSで発表するという。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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