古橋亨梧が所属するセルティックのチームメートから、日本選手へのメッセージが伝えられている。スコットランド国内でセルティックの情報を主に発信している『THE CELTIC STAR』は、セルティックDF、グレッグ・テイラーが語った古橋へ、そして日本人プレーヤーへの評価の声を掲載した。

　テイラーはスコットランド代表にも選ばれている24歳の左サイドバック。今シーズン、セルティックはリーグ戦で11戦で無敗を続けるなどレンジャースとの熾烈な首位争いを演じており、古橋同様、チームの躍進を支える一人だ。

　その中で、今夏より加わった日本人アタッカーに対しては「彼のプレースタイル、仕事ぶり、そしてゴールは私たちを魅了してやまない」と評し、リーグタイトル獲得に向けて「キョウゴ・フルハシ（日本人選手）がより多くパークヘッドに加わることを望んでいる」とも語ったという。
  　賛辞は個人だけにとどまらない。セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が日本での指導経験があることを踏まえ、「監督が日本の市場に目を向ける理由はよくわかる。日本のリーグやその他のリーグにも精通しており、キョウゴの成績を見ればそこに才能があることがわかるはずだ」と、Jリーグへの評価の高さも表している。

　加えて、「監督が日本からもっと多くの選手を連れてこようとするのも理解できる。私にとっては全く理にかなっていると思える」と、日本人獲得に対して前向きな考えであることを示した。

　また他にも、古橋の人間性についても触れており、「キョウゴは素晴らしく仕事熱心で、周囲の人たちからも慕われている。彼は我々のためによくやってくれている」と述べている。

　このトピックには「セルティックのサイドバック、１月の日本からの輸入を希望」とのタイトルが掲げられている。すでに複数名の名前が挙がっており、来年早々の加入が有力とも報じられている。Jリーグから飛び立ったプレーヤーが欧州の名門の原動力となっている現在、果たして日本人選手のさらなる補強は行なわれるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部