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「簡単な場所ではない」批判を浴びるグリエーズマン、バルサでの現状を激白!

サッカーダイジェストWeb編集部

2019.11.18

グリエーズマンはここまで公式戦15試合に出場して4ゴール。高額な移籍に見合った活躍はできていない。(C)Getty Images

 アトレティコ・マドリーからバルセロナに移籍しての挑戦は、アントワーヌ・グリエーズマンや周囲が予想していた以上に難しいものとなっている。

 だが、困難が待ち受けているのは、本人も覚悟していたはずだ。実際、グリエーズマンは母国『Téléfoot』のインタビューで「バルサはプレーするのが簡単な場所ではない」と認めたうえで、意気込みを表している。(スペイン紙『Marca』より)

「新しいチームで、異なるクラブ、戦術も新しい。でも、仕事をしなければいけない。僕は、自分がいる場所を誇りに思っているよ」

 さらにフランス代表FWは「信じてくれ」と、これから調子は上がっていくはずだとコメントした。

「すべてがうまくいくはずだ。チームメイトたちの信頼を勝ち取らなければいけない。その準備を整えていくよ」
 
「僕はよりチームを考えるタイプの選手だ。チームメイトの動きをマネジメントし、役に立てるようにね。そのうえで得点もできればさらに良いけど、それは僕のメインの目標じゃない。勝点3を得ることができれば、僕はそれで満足だ」

 フランス代表のディディエ・デシャン監督は先日、グリエーズマンのパフォーマンスが批判されるほどひどくはないと擁護。また、「使い方の問題でもある」と、アトレティコ時代と役割が異なることも考慮すべきと話している。

 ただ、加入までの経緯や高額な移籍金もあり、今後も厳しい目が向けられることは不可避だ。11月17日のEURO2020予選アルバニア戦でゴールを決めたグリエーズマンは、良いかたちでバルサに戻り、周囲の期待に見合うプレーを見せられるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部